思いあるシャンデリア
2019.02.11 09:22 writer yaguchi矢口です。
お店入り口にある花と葉、植物の造形を持つシャンデリアはアメリカのヴィンテージだと言われた。
なぜ言われたのかと言うと、こちらの元主は東京のとあるブランド様で、そのブランド様が旧事務所から新事務所に移る際に使われなくなったと言う事で私に譲ってくださった経緯があるから、その元主曰く、アメリカに行った時に出会って購入されたのだとか。
その事務所で私がはじめて出逢ったこのシャンデリア、まったくいやらしい絢爛豪華派手な様子もなく、渋みすら感じる落ち着いた様子。
きっと製作当時に真っ白に塗られ、何十年も経て今当店にあるのだろうけれど、その時間の重なりが生み出した”枯れ感”に惹かれ、何度もその事務所にお伺いするたびに「これは素敵なシャンデリアですね!!」なんて言っていた事を覚えてくれていたデザイナーさんが引越しの際に私に声をかけてくださり譲り受け、今当店の入り口にあります。
ただ、譲り受けたのは今から12年位前のこと。
今のお店に引っ越してから当店も10年経ちましたので、譲り受けたのは2階の狭いお店の時代、私が一人で営業していた頃の事。
購入した当時は設置する場所もなく、「いつかこのシャンデリアを飾り活かせるお店を作ろう!!」と情熱を燃やし、しばらくは実家の倉庫に眠らせていたこのシャンデリア、そしてその思いが叶い今お店のエントランスに佇むその姿を改めて眺める度にその時の私の気持ちを思い出します。
そのシャンデリア、最近は電球が何本か切れていたのに放置していたのですが、昨日そっくり全部付け替えました!!なんだか嬉しい!!
思いあるシャンデリアが輝きを取り戻した姿を見て私も自然と元気が湧いてきた、単純♪
3連休の最終日、今日もアナザーラウンジ張り切ってスタートです。
皆さまのご来店、スタッフ3名心よりお待ちしております。