してきなしごとのDOUGUYA.TASAKI
2019.05.30 09:34 writer yaguchi矢口です。
してきなしごとは、詩人・ウチダゴウさんによる、詩とデザインのアトリエ。
ウチダゴウさんは2018年春、松本から安曇野に拠点を移し、グラフィックデザインに携わりながら、雑誌『nice things.』での詩の連載、旅する小さな朗読会「GO ON READING」など、執筆・朗読活動により力を注いでいらっしゃる方。
そんなウチダさんの安曇野のアトリエには”してきなしごとギャラリー”と名づけられたギャラリースペースがあり、昨日お伺いして来ました。
@douguya_tasaki 個展 「POSTCRAFT」
丁度、前日の在廊期間を終え帰路に着く寸での田崎さんとお逢い出来良き巡り合わせ。
偶然か?必然か?知人のご夫妻と居合わせ、思いがけずウチダゴウさんともご挨拶が出来、皆さんとアトリエにてゆっくりお話しも出来良き巡り合わせ。
数号前の雑誌「nice things.」でも紹介されていたウチダゴウさんのアトリエ、緑の森の中、零れ落ちる日差しが丁度良く差し込む空間、気持ち穏やかな時間が流れました。
三角形の中に時計が三つのマークが可愛いパラゴトロン社の時計。
チェコスロバキアの会社で、主にヨーロッパの駅や学校で使われていたヴィンテージ。
アトリエ内は素敵なプロダクトが重からず、さり気無く選ばれておりました。
ちなみに、してきなしごとさんの青い線のロゴは、デザイナーであるウチダゴウさんが自身で作らずに、客観的に自分を見て作って欲しいと、信頼を寄せる知人でもあるデザイナー髙田唯さんに製作していただいたロゴ。
してきなしごとの”し”でもあり、風のような存在でもあると高田さんに形容されたとウチダさん。
通常ロゴは、丸や四角に当てはめるのが定石(印刷物やWEBで掲載する時に映える)との事ですが、一本の上下に伸びる線で表現されたとても素敵なロゴ。
色々勉強になります。
これまでもそうでありましたが、今も現在進行形でウチダさんや十方の平塚さんなど、安曇野有明の森には飛び抜けたセンスを持ったクリエーターさんたちが県外から居を構えられ、どんどん素敵な発信をされております。
@douguya_tasaki 田崎さんの醸し出す飾らないお人柄に心ほぐされました、良きお人。
作られる作品も使い手が使い方を創造する「余白」を残したもの、良き具合。
田崎さんは昨日埼玉にお戻りになられましたが、個展期間は6/2まで、休み無く。
”してきなしごとギャラリー”のある安曇野市有明の山麓線は緑が濃く気持ちが良いです。
この週末までの休日タイミング、田崎さんの作品を見つつの安曇野ドライブはいかがでしょうか!!
@douguya_tasaki 個展 「POSTCRAFT」
会期:2019年5月25日(土)~ 6月2日(日)11:00 ~ 19:00 / 閉館日はありません
会場:SHITEKI NA SHIGOTO Gallery
長野県安曇野市穂高有明2186-96