Monochrom
2020.11.17 10:30 writer yaguchi矢口です。
Leica Q2 Monochrom(新品70万円)が発売される。
同社のレンズ交換ができないフルサイズカラーデジタルカメラLeica Q2(新品70万円、中古相場50万円)のモノクローム(白黒)専用機で、有効4730万画素の撮像素子、きわめてシャープな描写をする大口径レンズ「ライカ ズミルックスf1.7/28mm ASPH.」が搭載され、高速・高精度のオートフォーカスでノンストレスの一台。
28mm画角4,730万画素を基本とし、35mm相当で3,000万画素、50mm相当で1,470万画素、75mm相当で660万画素が残るクロップ撮影ができる為(75mmの660万画素はちょっと心もとないので、28・35・50mmがメインになるか?)一般ユーザーのお散歩カメラとしては非常に使い勝手の良い画角を網羅するとても魅力的なカメラ。
ライカM10モノクローム(本体100万円+レンズ別売り)から継承されるモノクローム専用チューニング機と言うのも突出した個性をレンズ+ボディ一体のミニマルなシステムで使えるというのもすばらしい。
そして、天下のライカさまの写り高評価の最新高性能レンズ+ボディ一体が70万円とは同社の相場からすればお得感あり。
とは言え、仕事であればともかく、趣味でこの価格に手を伸ばせる方は気持ち、もしくは金銭面で限られてくる。
Leicaさまを憧れる私であるけれど、SONYのα7シリーズでCarl ZeissやCANONのレンズで撮る写真もとても楽しくとても満足していますし(SONYレンズは未所有)。
こちらの写真2点は、α7ⅢにCarl Zeiss 21mmのレンズコンビで撮った今朝の当店前の街風景。
ヌケ良くシャープで、青空の階調も綺麗に出て、明部も暗部も破綻無く、周辺部まで歪み無きなんとも気持ちの良い写り。
モノクロームにも適したレンズ。
SONYと言えば、動画機能に長けた新機種を精力的に市場に投入しておりますが、そろそろ私が数年使っておるα7Ⅲの後継機α7Ⅳの話題が出てきている。
現カメラの性能の高さから、α7Ⅲカメラの調子が悪くならない限り買い替えを検討する事の必要性は無いのですが、それでも新しい機種の性能は気になる。
後継機α7Ⅳは3,000万画素台になるであろう噂は私には嬉しい、普段使いに丁度良い調子。
Leica Q2の4,700万画素や、α7RⅣローパスフィルターレス6,100万画素は魅力的ですが、そんじょそこらのパソコンでは処理性能が追いつかない、その写りっぷりは是非試してみたいのですが。
Monochrom。
何はともあれ、突出した個性を放つ、コンセプトが分かり易い存在は素敵に写る。
全体を高次元&好バランスで組み立てて行きたいって考えがちな私の志向性からすると、こう言った在り方が出来ることには惹かれるものがあります。