矢口です。
実家の庭に咲く「芍薬|シャクヤク」を母が持ってきた。
芍薬は、シベリア、中国、モンゴルの原産、日本には古く中国から渡来し、薬用、観賞用に栽培されている。
牡丹が樹木であるのに対して芍薬は草本、牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相、「花相」と呼ばれる。
芍薬の根は、収斂・消炎・鎮痛・抗菌・止血・浄血・抗痙攣作用がある生薬である。
芍薬の花の季節はまさにこの時期。
先日の花農家のお客様とのお話。
「コロナ禍でお花を活けるホテルや料亭などの飲食さんに影響があり、お花産業も厳しいですか?」と私。
「実はそうでもなくお陰さまでお忙しくさせてもらっています、ご家庭でお花を活ける方が増えている影響でしょうか。」と花農家さん。
そうか!家時間の潤いにお花を部屋で愛でる方が増えているのか。
当店でも竹村さんの花器をお求めくださる方も多い。
モデルで女優の高山都さんのインスタでお花を部屋に飾る事に幾度と無く触れられている、高感度の高いインフルエンサーさんのライフスタイルに惹かれる方もきっと多いはず。
そんな思いを浮かべながら母が持ってきた芍薬の花をお店で飾った。
各言う私も、スポーツばっかりやっていた繊細さ0の学生時代や若き頃からは考えられない事ですが、いつの間にやらお店や家で草花を飾りホッとする気持ちが芽生え育っておりました。
芍薬の花言葉は「はじらい」「慎ましさ」、こんなに綺麗で存在感のある華であるのに「慎ましさ」を冠に持つのか・・・
「見られれば見られる立場である程慎ましくあれ」。
確かに、先にお会いした高山さんはとても自然体で、気さくに私とお話を交わしてくださいました、有り難し。
今日は、帰宅後のほろ酔い呪術廻戦16巻読書が楽しみでなりません。