陶芸家 岡野里香さんのアトリエへ
2021.07.09 09:31 writer yaguchi矢口です。
陶芸家 岡野里香さん。
先の定休日、軽井沢の岡野さんのアトリエを訪ねる。
私が岡野さんを知ったのは今年の初めのこと。
気鋭の作家さんを巧みな表現と発信力でご紹介くださる東京のギャラリー「水犀|ミズサイ」さんで岡野さんが今年の1月に個展「水棲」を開催されており、その時のインスタレーション、アートワークと融合した白地にガラス質釉薬の青や水色の綺麗な色合いに衝撃を受けた。
コロナ禍で写真でしか見れてはいないものの、「水犀」さんの個展の衝撃が大きかったので、洋服屋の私などとてもお取り扱いさせて欲しいとは言い出せない気持ちの私でしたが、岡野さんのインスタグラムをフォローし拝見しているうちに勇気を出してお話を伺いたい旨のご連絡をさせて頂きました。
そしたらば岡野さん、とても丁寧なお返事を下さり、コロナ禍ではありますが、岡野さんのアトリエが幸い同じ長野県にあることから昨日のアポイントをいただき、胸わくわくお会い出来る事となった、5月のこと。
軽井沢の森の一番奥の奥、カラマツの木々に囲まれた、鳥の鳴き声がこだまする美しい場所に岡野さんのアトリエはあった。
旦那様の彫金作家 ノモトヒロシさんと共に営まれているギャラリー「Be Here Now」と隣り合わせの真っ白のアトリエ。
濃い緑に浮かび上がる真っ白なアトリエはおとぎの森の世界を髣髴とさせる、とても静謐な佇まい。
岡野さんとノモトさんにお迎えいただきギャラリー「Be Here Now」とアトリエを様々お話をお伺いしながら拝見させていただきました。
そして買い付け。
この後のブログでお取引初回でセレクトさせていただきました作品のイメージ写真をお届けさせていただきますが、「水犀」さんの個展で惹き付けられた青と水色のガラス釉薬が美しいお皿とカップを中心に、私としてとても気持ちの上がるセレクトに。
それもそのはず、しっかり岡野さんが私の好きヒヤリングしてしっかりと作品をご用意くださったのです、嬉しいお取り計らい^^
買い付けの後、コーヒーを入れてくださったその器も、お皿も岡野さんの作品。
美しく、そして遊び心も内包した岡野さんの作品が、リアルに使われる姿を拝見し、更に嬉しさが込み上げてきて、お客様へのご提案のアイディアとして実感出来ました。
その後、ずいぶん長く岡野さんとお話をさせていただき、岡野さんと私のこれまでやこれからを交換できた充実感たっぷりのアトリエ訪問となりました。
岡野さん、ノモトさん、気持ちほぐれるおもてなしをいただきお陰さまで気持ち楽しい時間を過ごす事ができました、誠にありがとうございました。
そしてこれから、何卒宜しくお願い申し上げます。
じっくりと当店店頭にてお客様にご覧頂、ご紹介させていただきます。
岡野里香さんホームページ https://www.riccaokano.com/
岡野里香さんインスタグラム https://www.instagram.com/riccaokano/
ノモトヒロシさんホームページ https://www.hiroshinomoto.com/
ノモトヒロシさんインスタグラム https://www.instagram.com/_hiroshi_nomoto/
be here now ホームページ https://www.behere-karuizawa.com/about
be here now インスタグラム https://www.instagram.com/beherenow_karuizawa/
「Onibus Coffee」スペシャリティコーヒー豆、入荷
2021.07.08 16:21 writer yaguchi<FOODS>
「Onibus Coffee|オニバスコーヒー」から浅い利のスペシャリティコーヒー豆200gが入荷致しました。
2種類のブレンドと5種類のシングルオリジン。
本日の入荷は以下の通りです。
ONIBUS BLEND
Brazil Pulped Natural,
Guatemala Fully Washed,
Ethiopia Natural
Sweet, Chocolate, Creamy Mouthfeel , Wine , Long After Taste
誰が飲んでも美味しくお召し上がりいただけるコーヒーをイメージして作ったブレンドです。口に含んだ時に広がる甘さ、その後に続く果実感。全ての抽出方法でご利用いただけます。
STEP BLEND
BEANS:
Kenya Washed
Guatemala Washed
Ethiopia Washed
Berry, Citric, Chocolate, Creamy Mouthfeel, Long After Taste
品質の良いフリーウォッシュトのコーヒーを使用しています。ご家庭では是非ドリップコーヒーでお楽しみ下さい。複雑な酸味と甘さをお楽しみ頂けます。
ETHIOPIA Worka Sakaro
Location: Gedeb, Yirgacheffe
Process : Fully Washed
Varietal : Ethiopian Heirloom
Altitude : 1,900m ~ 2,100m
Peach, Citrus, floral, Bright Acidity, Tea like
イルガチェフ地域東側のゲデオゾーンは6つの地区に分れており、その内の一つであるゲデブ地区は土地の1/4にコーヒーが植えられる程、エチオピアの中でもコーヒー生産に適した環境が整っている地域です。 通常の乾燥日数が8日間のところ、12~15日間掛けてゆっくり乾燥を進める(スロードライング) ので、複雑でありながらクリーンな味わいを作り出しています。
KENYA Gatomboya AA
Location : Nyeri
Varietal : SL28,SL34
Process : Fully Washed
Altitude : 1,700-1,750m
Grapefruit, Blood Orange, Dark Cherry, Syrupy
Gatomboyaファクトリーは1987年に創設され、1996年にBarichu Farmers Cooperative Societyの所属となりました。登録生産者によってファクトリーへ運ばれたコーヒーチェリーは成熟度に応じて分類された後、グループ分けされた品質ごとに個別に精製処理が行われています。チェリーの果肉を除去し、最大で24〜36時間の発酵を行なった後乾燥工程の前にさらに24時間綺麗な水に浸しておくソーキングプロセスを行うことでクリーンカップが向上し、テロワールや品種由来の風味特性がより明確に表現されています。
RWANDA Nyarusiza Lot6
Location : Nyamagabe
Varietal : Bourbon
Process : Fully Washed
Altitude : 1,700-1,900m
Kumquat, Orange, Black Tea
ルワンダはONIBUS COFFEEが農園を訪れ買い付けを行う特別なコーヒーの生産国のひとつです。ニャルシザウォッシングステーションはルワンダ南部ニャマガベ地区に位置しています。ニャマガベ地区は勾配が少なく、豊かな水源を誇るエリアです。ウォッシングステーション内では湧き水を使用し、クリーンカップなコーヒーの精製を可能にしています。管理するエクスポーターのBUF COFFEE代表サミュエル氏は、積極的に他の生産地を訪れ、新たな精製や設備などに取り組み、ユニークなコーヒーの生産を行っています。収穫されたチェリーはデイロットで分けた後、味わいの似たものをまとめてロットとして管理しています。
HONDURAS Saturnino Martinez
Location : El Cedral, Santa Barbara
Varietal : Pacas
Proces : Anaerobic
Altitude :1,600m
Syrupy, Lemongrass, Rosemary
Santa Barbaraエリアの中でも小規模な生産者であるSaturnino氏。 生産量は多くはありませんが、クオリティを追求する素晴らしい生産者の一人です。
新たなプロセスも積極的に取り入れ、品質の向上に勤めています。
GUATEMALA La Bolsa Ventana Grande
Location:Huehuetenango
Process:Fully Washed
Varietal:Caturra, Bourbon
Altitude:1,400~1,600m
Milk Chocolate, Orange, Muscat, Green Apple
オニバスコーヒー限定ロット。こちらは毎年取り扱っているラボルサ農園の最も標高の高いエリアで収穫されたマイクロロットで、 日本ではオニバスコーヒーのみの取り扱いとなります。火山の影響で隆起した岩と岩が重なり合い、その隙間に開いた空間が窓のように見える神秘的な所を抜けた先にこの区画はあります。 ベンタナ・グランデとは「大きな窓」という意味の言葉で、まさにこの光景から名がつけられたそうです。この農園は19800年代より教育に力を入れ、農園内にキンダーガーデンを設け農家への教育支援を行っています。 そのため長期的に従事する農家が多く、サステイナブルな農園運営を行っています。 標高の高い産地で、農園内に湧水を有し水が豊富で近くに二つの清流があるのもこの農園の特徴です。
秋物新商品、入荷進んでおります
2021.07.08 16:11 writer yaguchiKARUIZAWA
2021.07.08 09:32 writer yaguchi矢口です。
昨日は軽井沢へ。
目的は軽井沢にアトリエを構え作陶されている陶芸家様にご挨拶と買い付けを。
その詳細は明日のブログにてご報告させて頂きます。
梅雨空の一瞬の切れ間、午前中だけ青空が広がる気持ちの良いドライブ。
小諸ICで高速を降りると目の前に現れる浅間山。
活発な活火山として知られるその山容は北アルプスにない表情を称え畏怖と共に惹き付けられる。
国道ではなく、住宅&別荘地が続く千メートル林道を星野リゾートに向かって車を走らせましたが、姿美しい住宅が森の木立の中にどこまでもどこまでも乱立。
別荘地は安曇野にも白馬にもありますが、日本の代表的避暑地である軽井沢のスケール感をまざまざと感じずに入られなかった。
お世話になっているブランドさまのデザイナーさんもこのタイミングで軽井沢にアトリエを建てられてると先日お聴きした、コロナ時代の2拠点やリモートの流れもあって、東京都のアクセスが新幹線で1時間である軽井沢の地価は上昇の一途を辿り、もっともっと特別な場所へと変容して行くのだろう、美しい街並みを見ながらそんな妄想を抱いた。
夏の交通渋滞は辟易を覚える公害みたいですが。
お昼時、旧軽井沢のギャラリーさんを拝見した足で昼食を食べようと思ったのですが、シャレッシャレのレストランしか見当たらず、どこの飲食店もランチ2,000円~みたいな金額で尻込み、アポイントの時間が迫っていた事もありコンビ二軽食で済ませたへたれっぷりはここだけの話。
添付動画はKARUIZAWAでなく松本サイドのKAMIKOCHI(3K時代の480Pじゃなくてもっと良い画質でアップして欲しい、雄大な景色なのにこの粗さは残念)。
旧軽やハルニレテラスなど観光名所ど真ん中ではそりゃ敷居が高いのは当たりまえですが、知らない土地でごはんを食べる時は行き当たりばったりだと上手く行きませんね!松本・安曇野であれば良きスポット熟知しております^^
7/7(水)、明日は定休日となります
2021.07.06 17:18 writer yaguchi7/7(水)、明日は定休日となります。
7/8(木)、通常営業となります。
何卒、宜しくお願い申し上げます。
<2021年7月の営業時間>
〔定休日〕 毎週水曜日
〔営業時間〕
月曜日 11:00 - 18:00
火曜日 11:00 - 18:00
水曜日 定休日
木曜日 11:00 - 18:00
金曜日 11:00 - 18:00
土曜日 11:00 - 18:00
日曜日 11:00 - 18:00
当店、営業時間は 11:00 - 18:00 となっております。
ただし、18:00以降にご来店ご予定のお客様には、事前にご連絡を頂戴できましたら19:00まで営業させていただきたいと考えます。大変お手数をお掛けし恐れ入りますが、お電話などからお気軽にご連絡をいただけましたら幸いです。
れぇずんくっきい
2021.07.06 11:45 writer yaguchi矢口です。
昨日は陶芸家中川智治さんの鉢をオンラインショップに掲載させていただきました、すぐさま完売。
ご購入くださいました皆様、誠にありがとうございました。
本日は陶芸家竹村良訓さんの器を午後にオンラインショップ掲載させていただきます。
楽しみにお待ち下さいました皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
お二人の作家さま、日本全国に沢山のファンがいらっしゃり、新作入荷を楽しみになさっておられる作家様です、それ故オンラインショップに掲載させていただきますと早きリズムでSOLDOUTとなります状況。
今回のお二方作品入荷では、地元の方にご存知いただきたく、楽しんでいただきたい思いを持って1週間ほど店頭のみで販売、半分ほどを県内の方にご購入いただき、半分ほどをオンラインショップでご紹介させていただく良きリズム。
お二人とも轆轤で丁寧に形作り、一つ一つ丁寧に、且つ感性を経験値の中で想像され釉薬をかけられる陶芸家様、大量生産と言う形容詞はどこにも付けられない一期一会の一点作品、それ故に手にして使った時の買い手様の喜びも一入。
今、作家様の作品もデザイナー様の洋服も、私のセレクトスタンスの大切は「丁寧なもの作りと使い手の喜び」ここに重心あり。
また、洋服屋さんの商品ブログなのに連日陶器の掲載が続きますが、これには私の意図もあります。
それは、洋服販売の繁忙期と閑散期、入荷時期と未入荷時期のバランスをとるMD。
一年を通して洋服も作家様の作品も入荷して参りますが、そこには強弱があり、洋服に関しましては6月と12月に入荷が少なくなり、また7月と1月のセールが落ち着くとお客様の購入ペースも落ち着く季節となる。
作家さまの作品は一年を通して販売の波に高低がなく平均的にお客様はお探しくださる傾向を感じながら、この洋服のペースが落ち着く時期に作家様の作品をより多く仕入れさせていただき、より丁寧に店頭とホームページでご紹介出来るタイミングでありますので、当店をご覧下さっている皆さまにご紹介をしたい気持ちも合わさり、今この様なリズムとなっております。
お店運営の一年間、そこには仕事の仕方・運び方、商品の仕入れ方・売上げの作り方、私ならではの作戦がございます^^
さて、今朝出社して驚いたのが、20本近くあったこちらのコーヒー牛乳シロップが、一気に注文が入って通信販売で完売したこと。
実はこの夏、メーカー様のご都合でこちらのシロップが生産できない、そんな報告を受けていました。
でも、店頭にはしっかりと在庫をストックしておりましたので、一先ず安心だと思っていた矢先、きっと何かしらのネット情報で当店に在庫が有ることがお探しくださっている方に共有され、本日一気の大量ご注文となった事と推測されます、それも日本全国お一人1点注文を20点近く。
そんな訳で、本日は出荷作業に励みます。
今回の一気呵成のご注文から気づいた事は「このコーヒー牛乳シロップ、やはり全国に沢山のファンがいらっしゃる、人気美味しいシロップだ!」と言う事実。
当店にもリピーター様が大勢いらっしゃいますが、全国的にもそう言う事なのであると知る。
この夏は入荷させる事が出来ませんが、未体験の皆さま、次回入荷した際には是非一度おためしくださいませ^^
最後に、タイトルの「れぇずんくっきい」。
松本市 御菓子処 藤むらさんのお菓子となりますが、私がはじめてご挨拶にお伺いする作家さまなどへの手土産として携えてゆく連戦連勝の美味しいお菓子です。
今朝も、明日の入用に合わせて藤むらさんに伺って来ました。
こちらも未体験の方はタイミングがございましたらご賞味くださいませ^^
竹村 良訓さん作 器、明日オンラインショップ掲載
2021.07.05 18:47 writer yaguchi種実る
2021.07.05 10:07 writer yaguchi矢口です。
お店のパキポディウム恵比寿笑い。
花が咲き散った後に「なんか伸びてきた、これ初めてだ!」って不思議に思っていた。
丁度昨日、プランツラバーのitochiさんがご来店くださったので「なんですかコレ??」ってお聴きしたら、「これ種ですよ!」って教えていただいた!
なんと!うれしや!!
特に交配させた訳ではないのですが、お店の外で日向ぼっこさせていた時にきっと蜂さんがやってくれたんだって話。
初経験。
この種取って、この夏、恵比寿笑いの実生くん育ててみます^^
そんなプランツラバーのitochiさんに以前からお願いしていて、昨日お譲りいただいたのがitochiさんが育成されているグラキリスの実生くんとオトンナ ユーフォルビオイデス黒鬼城の実生くん。
かわいい子達を持ってきてくださいました、itochiさん感謝。
夏型のグラは、時期が良いのと育て慣れしているので良いのですが、冬型のオトンナ ユーフォルビオイデスくん実生の夏シーズンのさじ加減が心配。
itochiさんにアドバイスいただきながら冬のシーズンインまで大切に管理したいと思います。