JOURNAL

吉祥丸

2022.08.28

 

矢口です。

 

タイトル「吉祥丸」は、ファッション写真を始め様々な映像媒体で活動されている写真家 嶌村吉祥丸(しまむら きっしょうまる)さんのこと。

 

一言でこんな作品を撮られるとは言えない、表現の幅が広大で、でもらしい世界観で放たれる、色調や構図、イメージ世界、クリアだったりノイジーだったり・・・

写真、動画、インスタレーション様々な手法で魅せてくださる、ある意味特殊能力を持たれているアーティストさんだと思い、私は好意的に作品やインスタグラムなどなど拝見している。

 

羊文学「光るとき」のMV、楽曲も好きでYouTube動画を見る。

でも、楽曲と同じくして映像表現、色調や、カット割、構図のズレ具合、ピントコントロール、焦点距離選択、フレアやゴーストの入れ込み方などどうにも素晴らしいなぁ〜っと感じる。

アーティスト名や楽曲タイトルだって最後に出しちゃうんですもの、切り口の突飛さにやられます。

そして、動画であっても、羊文学のお3人が写っていない場面は、なんだか一枚一枚の写真の連なりみたい、音を消して映像だけ追ってみても尚美しい。

 

そんな感慨でエンドロールを見るとスタッフロールに”Director : Kisshomaru Shimamura”さんと名前があった。

あっ、納得!

吉祥丸さんをはじめ関係スタッフ皆様のセンスが集結しての作品でありますが、彼のディレクションが入っていたかと妙に納得した次第。

 

羊文学「光るとき」MV、とても美しい作品です。