JOURNAL

青春18きっぷ、PPに選ばれた駅

2022.02.13

 

 

矢口です。

 

 

我が家から松本に電車で通うために使う最寄りの駅が大糸線安曇追分駅。

無人スレスレの小さく古い、日々の乗降人数わずかな駅。

車に乗る私はまず使うことはないけれど、高校への通学に使っている息子を時折送り迎えに赴く駅です。

 

 

写真は一年前、春の写真。

駅舎前、桜の老木に気持ち惹かれる景色。

 

 

そんな変哲もない大糸線安曇追分駅が、全国約4,500JR駅の中から選ばれたって言うびっくり話。

何に選ばれたかというと、PP=ポスターフォト、JR”青春18きっぷ”のこの春からの宣伝ポスター全国版の写真。

 

 

『JR普通列車が乗り放題になる「青春18きっぷ」をPRする春のポスターに、大糸線安曇追分駅(安曇野市)の写真が採用された。「旅情をかきたてる」駅舎のたたずまいを評価。全国のJR主要駅に張り出される。ポスターは、残雪の北アルプスを背景にした赤い屋根の木造駅舎の写真を使用(写真・文章共に信毎デジタル版より転載)。』

 

 

赤い屋根の駅舎と桜の花、残雪の大天井岳。

ホームの学生男女は、たまたまなのか?演出か??

息子が使っている小さな町の小さな駅の風景写真が、全国のJR駅舎にポスターとして貼り出されることに、不思議な気持ちと嬉し意気持ちになった私。

そして、学生時代、この駅を使っていた、今では遠く離れた街で暮らすさほど多く無い人数であろう方々にはじんわりとした温かい郷愁が胸に去来するポスターとなるに違いない。