JOURNAL

はじめまして、GMレンズ

2023.02.03

 

 

 

 

矢口です。

 

昨年末、仕事カメラをCanon一眼デジカメ5D4からSONY α7Ⅳに移行した。

けれど、レンズはマウントアダブター経由で長年の相棒であるCanon EF 24-70mm F2.8 Ⅱで運用していて、中古価格がこなれてきた頃合いを見てSONYの標準ズームレンズに移行しようと考えていた。

 

そしたらば、SONYから2/1に値上げだと発表。平均14%(このレンズだと3万円くらい)の値上がりだと脅されたため、Canon EF 24-70 F2.8 Ⅱを下取りに出して、SONY 24-70mm F2.8 GM Ⅱを注文した、昨日手元に着地。結果、量販店価格1万円の値上がりだったので、まんまとSONYマーケティングに踊らされたと言われれば否めない。

でも、嬉しかったのは、10年使ったCanon EF 24-70 F2.8 Ⅱの下取りが11万円と、買った値段の半値近くの額、すごい!これもあって急な入替えが叶った次第。

 

はじめまして、GM。と言いますか、はじめましてSONY純正レンズ。

 

写りの具合はこれから体感するところですが、田園写真の様に、F16までしっかり絞った時の24mm最広角端で撮った写真の上下左右に歪みなく、四隅の流れも少なく、色収差ない。

レンズ本体の作りの良さか?カメラ内補正マッチング素養の優秀さかわかりませんが、すっきり自然な仕上がり。

 

照明の写真は開放F2.8最望遠端70mm、ボケ方は素直。でも、当然と言えば当然、単焦点レンズほどのクリアさは感じない。

 

戸惑ったのは、はじめましてのSONY純正ズームレンズ、これまで長年使い慣れてきたCanonズームレンズとズーム回転方向が逆なこと。

慣れの問題ではありますが、インナーズームではなく銅鏡が伸びるレンズ、カメラを置くときに伸びた部分を縮めて置く癖がついているので、昨日今日はこれまでの方向で回してしまいレンズが一番に伸びている状態で置いてしまう。

 

また、ズームの滑らかさはCanonズームレンズの方が滑らかだったり、絞りの回し具合はやりにくく、最高の回し心地のVoigtlanderレンズの絞りやピントリングを体感していると残念さ感じるフィーリング。

しばらく使っているとこの辺も馴染んでくるのでしょうし、感覚的にこれで良しと身体にインプットされてくるのでしょうから、慣れですね。

さらには軽量化と滑らないような手馴染みの兼ね合いだろう、レンズボディの質感の高さは感じられない。

 

でも、発売から半年を過ぎて尚評価高き最新のレンズ、SONY α7Ⅳとの好相性手ぶれ補正やレンズプロファイル、安定感ある自然な写り、液晶でフレーミングできるミラーレスカメラとのクイックな撮影手法が可能な利便性の高さなどメリットは沢山。

当店サイトの商品写真質感&色合い向上を目指し、毎日の仕事撮影で活躍してもらいます。

 

入替え導入した新しい相棒くんたち、これからよろしく頼みます!