JOURNAL

「himorogi」と「Manaslu」

2023.02.24

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

本日は、いろのみさんの新しいアルバム“himorogi”がリリース。

 

初の試みとなるピアノと十七絃箏を主軸にした10thアルバム。

「いろのみ」は、「季節のさまざまな色の実を鳴らす」をコンセプトに活動する、印象派ポストクラシカル、ピアニスト柳平淳哉さんと、十七絃箏・プログラミングの磯部優さんのデュオ。初の試みとなるピアノと十七絃箏を主軸に、日本の神話や自然との関わりを探求した美しい音の風景。大地や季節の色彩との対話から常にインスピレーションを受け音楽制作をしてきたデュオが、本作では初めての試みとなるピアノと十七絃箏を主軸とした、さらに深化を遂げたサウンドを届けてくれた。日本には古くから、山、岩、木、海など自然界のさまざまな万物に神様が宿るという考え方がある。アルバムタイトルは「himorogi:神籬(ひもろぎ)」から来ており、神事の際に神様を招くための依り代となる木々を指している。雨が空と大地を結び、花を咲かせながら大地に生命を与え、秋の色彩が別れを告げれば、また新たな生命の循環が始まるように、いろのみのサウンドも録音されたそのままの姿で生き生きと循環し、繊細なピアノの旋律による崇高で優雅なフレーズが落ち着いた箏の音色の上にキラキラとした雨のように降り注ぐ。時間や場所を超越した限りなく美しい本作「himorogi」は、時代を超えて愛される作品となるだろう。アートワークの写真は小林紀晴、デザインはRicks Ang(KITCHEN. LABEL)、マスタリングは福岡功訓(Flysound)が担当。(公式サイトから)

 

年始、柳平さんがご家族でご来店くださった際に、新しいアルバムのリリースをお聞かせくださってから楽しみにしておりました。

こちらで音源を聴くことができます、落ち着きます。

 

アートワークも含め、CDとしてのパッケージングも素敵で、モノとして所有したい気持ちが湧いてくる作品。

柳平さんに当店でのCD取扱いをお願いしてあります、当店に入荷してくるタイミングが楽しみです。

 

 

 

 

楽しみと言えば、「White Mountaineering」デザイナー相澤さん自らが発行人として作られた、写真家石川直樹さんの写真集「Manaslu」。

写真集の表紙には石川さんと発行人の相澤さんのお名前が刻印されている特別版。

 

パリのランウェイでモデルさんたちが着用したロンTも含め、まだ当店納品日は分かりませんが、入荷して参ります。

ご予約も承りますので気になられました方はお気軽にご連絡くださいませ。

 

いろのみさん、石川さん、そして「White Mountaineering」相澤さん。

洋服も、作家様の作品も、アーティストさんも、好きな御仁の好きな作品を扱える喜び。

 

「himorogi」と「Manaslu」。

利益や効率と言う観点はファクトでありながらも、この感情がお店作りの原点である事を改めて反芻させていただきました。