おぎはら植物園、エグいて!
2023.04.18
矢口です。
朝活、9:00から開館している松本市美術館は休み少なめの私にはありがたい。
先週から始まった企画展、「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ーウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」を拝見。
ウィリアム・モリスから始まり、アパレル業界御用達のイギリスファブリックブランドリバティ社などなど、産業革命以降のアートデザインの紙・布へのプリント、刺繍、織りなど様々な柄は洋服屋でなくとも惹きつけられる展示だろう。
そして、その時代の繊細な家具・・・ざっくりとした印象だった私のイギリス家具でしたが、緻密で繊細な職人仕事が沢山展示されていて魅入った。
最後に展示されていたフランク・ロイド・ライトデザインのステンドグラスの扉・窓は素晴らしかった。
何と言う華奢な装飾か!?宗教モチーフとは隔絶したミニマルなステンドグラス・・・アート!!
そして、美術館に伺ったもう一つの目的。
図録「柚木沙弥郎 life・LIFE」を買うこと。
図録「柚木沙弥郎 life・LIFE」
A3変型の⼤判に全図と原⼨⼤を収録。全168ページ、B1変型(720mm × 1000mm)ポスターつき。染⾊家でアーティストの柚⽊沙弥郎(ゆのき・さみろう)さん。型染めで布に模様を⼤胆にあしらった染⾊作品をはじめ、版画や絵画、⽴体、絵本など、70年を超す創作活動は今⽇も続いています。近年ではIDÉEや京都のACE HOTELとのコラボレーションなど、世代を超えて注⽬を集めています。本書は、PLAY! MUSEUMの企画展示「柚⽊沙弥郎 life・LIFE」の図録として刊⾏する特製アートブックです。3メートルほどの⻑さのある染⾊作品に迫るため、A3変型の判型を採⽤しました。1969年から2020年までにつくられた作品を写真家の平野太呂さんが撮り下ろし、全図と断ち落とした原⼨⼤の布を12の⽚観⾳いっぱいにレイアウトしました。そのほか、代表的な染⾊作品、愉快な絵本の原画、紙粘⼟と布で作られたユーモラスな⼈形の図版、インタビュー「⼼を形で残す」を168ページに収めました。
A3変型と長方形のかなり大きな本を前回の訪館の際に見つけ、その際は価格もそこそこでしたので見送り帰る。
でも、昨今の沙弥郎爺好きな私としては”所蔵しときたい”気持ちに傾き、通販でも買える本ですが、いつも素敵な企画で楽しませていただいている松本美術館でと心に決め、美術館ショップで購入した次第。
(在庫最後の一冊でしたので表紙のポスターに傷が多かったのですが、美術館で買うことを優先したかったので潔く購入。)
(簡単ポチッとで通販できる流通市場ですが、何を買うか、どこで買うか、お店を営む人間としてこの気持ちは大切にしています。)
なんとも迫力のある図録だ!ポスターが巻かれた装丁も美しく、中の写真も鮮明!
当面の間、自部屋キャビネットの上にディスプレイしておこうと思います。
「おぎはら植物園、エグいて!」
明日は、半年ぶりに千葉県松戸市 陶芸家竹村良訓さんのアトリエに伺い新作の買い付けをして参ります。
竹村さん、昨年秋に右肩のお怪我をされ、しばらく轆轤をお使いになれていなかったのですが、怪我も回復し作品作りを再開。
竹村さんとお取引をさせていただきもう7年くらいになるだろうか?
2ヶ月に一度は伺っていたアトリエに半年ご無沙汰してしまい、明日は久々の訪問、とても楽しみなのです!
そんな訳で今週休みのない私の次のお休みは4/26(水)。
それに合わせて、庭づくりのための宿根草を上田市のおぎはら植物園さん通販サイトで昨日沢山選んだ!
そこに、妻の好みの草花を加えるため、帰宅後の家に注文をせず持ち帰った訳ですが、悲劇が・・・
えー、そんなことあるの??さすが全国区の宿根草販売店さん、ゴールデンウィークに向けてガーディナーたちが一斉に注文しているんだきっと!
同じ通信販売事業者として「注文が多すぎて一時閉店」とは・・・「なんて羨ましい!到底当店では起きない事象だ!」と感心しつつも困った出来事でした。
来週の休みの後は、ゴールデンウィークが明ける5月半ばまで休みを入れていない私、何とか来週の火曜日までには苗を手にしれたい。
おぎはら植物園さん通販サイトが今日明日で再開店してくれることを願わずにはいられない。