JOURNAL

パーマセルテープ(似)とSaul Leiter

2023.08.13

 

 

 

矢口です。

 

”中二病”的衝動に駆られ、カメラのメーカーマークとモデルマークを消したい衝動が湧く。

買ったのが写真の”BRANSHERY マスキングテープ”

 

写真家さんたち現場仕事必須のテープであり、写真家さんたちがメーカーマーク消しにも使っているパーマセルテープ(本物)を買いたいところだけれど、これがなかなかに高い

すぐに飽きて無駄になるかものアイテムに大きな金額を出すことを避けがちビビりの私は、失敗しても他で気にせず使えるくらいの価格、パーマセル似をAmazonで注文、試してみました。

 

そしたら、テープ表面の質感とSONY αの筐体質感と色合いがかなり近くだいぶ良いフィニッシュ。

接写するとテープさが分かりますが、少し距離を置いてテープの存在を意識しないとかなり自然一体なカモフラージュ。

 

粘着力も今のところ悪くなく、剥がした時の糊残りの程度は未確認ですが、やりたかったことが綺麗に、しかも安価で出来た!

満足げな私です。

 

さて、カメラマン「Saul Leiter」渋谷ヒカリエで今また展覧会中

ライターが世に出た処女作「Early Color」は高額すぎて手が出せませんが、何冊か手元にあるライター写真集を観るたびに彼の視点・構図に感嘆を覚える。

 

そして、10月に出版される、ライター生誕100年記念の写真集「Saul Leiter The Centennial Retrospective」

ソール・ライター財団が管理する膨大なアーカイブをもとに、未発表作品、コンタクトシート、人生をたどる写真付き年譜など、貴重資料を駆使しながら、ソール・ライターの表現の多様性と試作の源泉、その全貌に迫る決定版作品集も予約したい気持ちが湧く。

 

けれど価格に慄き躊躇する毎日。

しばらく思いを寝かせながら思案。

 

添付は、ライターの感覚と視点がよく分かる動画。

絵作りも、ナレーションの声調子も、BGMも素敵で、英語解説ではありますが全てに心地よくライターの事をより好きに感じられる良編集動画です◎

 

ライターの感覚と視点。

絵画からの着想、日本の浮世絵構図、私も好きで愛用している焦点距離135mmレンズを使っていたりとか、そんな点からも惹きつけられる。