JOURNAL

安曇族の船

2023.10.01

 

 

 

 

 

矢口です。

 

昨日は、早い時間の閉店にて大変失礼いたしました。

地元神社の秋祭り、お陰様で役員仕事を無難に務めさせていただき、地元諸先輩様たちにも面目が立つ。

 

コロナ禍で中止となっていたお祭りは4年ぶりの通常開催。

老若男女多々集まり、コロナ前同様の盛大さが戻ってきました。

 

若い世代の役員さんのお陰、娘を含む地区の小中学生たちは”お囃子”や”花笠踊り”の連日の練習がとても楽しく。

地区の小さなお祭りであれど、昨日本番も皆とても楽しげ、見守るご家族もほっこりと。

 

地区で継承され続けている伝統のお祭り。

感慨深いものです。

 

タイトルの「安曇族の船」。

安曇野の一角に位置するこの地区のお祭り、お神輿でもなく、舞台でもなく、船型の山車を引く。

 

そのルーツは弥生時代の遡り、北九州福岡市周辺にいた海の民アズミ族(アズミは安曇、阿曇などと書く)にあり。

当時、北九州に大陸から渡って来た海の民アズミ族が6世紀の中ごろ全国各地に散らばり、長野県安曇野一帯に辿り着いた。

 

そんなご先祖様たちの物語を古から継承し、お祭りに船型の山車を引く習わし。

こちらも、悠久の時間を重ねた浪漫あるお話です。