JOURNAL

秋支度

2023.10.14

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

庭の宿根草。

「秋の七草」の一つで万葉の時代から人々に親しまれてきた植物フジバカマの花が見頃の今。

 

初夏隆盛に葉を広げたギボウシなど宿根草たちは、8月末から9月前半の残暑無雨で葉が痛み、そのままこの頃の肌寒さ増した陽気で葉が枯れゆく。

青々しい夏の庭から、冬に向かって枯れゆく庭の様子も何気に愛しく、小さな庭の移ろいを人の生になぞらえてみたり。

 

来年の春、どんな姿で生を再生してくれるのか?

妻と一緒に作る庭の有り様に、四季を楽しませてもらっている50代感慨です。

 

「秋支度」、なんて言葉はあまり使わないけれど、冬支度前にあるのかないのかも感じ得ないくらいの今年の秋を自然風景から探す。

朝、霧に覆われたり、空気が澄んで北アルプス後立山連峰の稜線がくっきりはっきり見えたり、安曇野はそんな季節になりました。

 

当店店頭では冬のアウターをお探しくださり、ご購入くださるお客様が多くなって参りました。

日々、ありがとうございます。