JOURNAL

送料改定

2023.12.19

 

 

 

矢口です。

 

先日の投稿でも少し触れさせてただきました送料のこと。

当店が商品の発送で長年お世話になっている佐川急便さんより、先日配送料の値上げを商談の余地なく、宣告されました。

 

当店、20年前よりお取引をさせていただいている事と発送個数の兼ね合いで、これまでの何度かの値上げ提案+送料上昇を経てもなお、佐川さん現在の平均的送料よりも低い金額で契約させていただいていて、その恩恵もあり、通信販売でお買い求めいただきましたご注文の送料を税込11,000円以上は無料、未満のご注文では全国一律で税込500円(沖縄・離島は別途離島料金あり)での対応が叶っておりました。

 

ですが、今回通達された佐川急便さんとの新契約送料は甚大、その状況を鑑み、通信販売を頂戴した際の送料を以下の様に変更させていただきました。

お客様におかれましては、送料のご負担が少なければよりご注文もお気軽に行なっていただけますことと存じます中、送料条件変更となり大変恐れ入ります、何卒ご承知いただけましたら幸いです。

 

・税込15,000円以上のご注文では、送料無料

・税込15,000円未満のご注文では、本州・四国は税込700円、北海道・九州は税込800円の送料を頂戴致します。

※沖縄・離島に関しましては税込800円にプラスし、離島料金の加算がございます。

 

さて、昨日ニュースとなった郵便料金の大幅な値上げ方針も一連の状況であると解釈、2024年4月から施行される運送業の働き方改革や未来の従事者賃金上昇、燃料費など全体的なコスト増で物流現場変革が急ピッチで進む。

今回の佐川さんとのやり取りで、物流現場の対応のピリピリ具合をヒシヒシと感じだ次第。

 

物価高、燃料高、インボイス制度による細かな支出増、まだ当店・当家現場では出て行く数字が増すだけのターン。

変化瞬間のこの痛みが、景気上昇・賃金上昇の清らかな流れとなって日本市場を潤わせ、潤滑に回るリズムに育つ事を願うばかりです。

 

地元八幡社の狛犬さん、なんだか愛嬌のあるバランス。

強権的な送料改定通告を受け少しトゲトゲしていた私の気持ちをほっこりとさせて下さった、今朝の事。