JOURNAL

仕事道具としての衣類スチーマー

2024.03.25

 

 

 

 

矢口です。

 

洋服屋さんの仕事道具、必携アイテムの一つに衣類スチーマーがある。

 

お客様にご試着いただいたシャツやジャケットなど試着ジワを綺麗にする。

自分がお店に立つ際に着る衣類のシワをとると身だしなみ、この2目的。

 

下記添付動画でも、MARKAWAREデザイナー石川さんが解説されているようなJiffy社SteamOne社ハンガースタンド一体のスタンドタイプは憧れを抱くカッコ良さ、さらには存在的にプロの洋服屋的”映える”プロダクトですが、いかんせん狭いレジスペースとバックルームには邪魔になるだろうと考え私は買った&使ったことはない。

歴代、仕舞い勝手の良いコンパクトなスチーマーを使っておりますが、当店も昨年来、添付動画で石川さんがご紹介されている「パナソニック衣類スチーマー NI-FS790」を使っており、そして十分に満足。

 

良き点は、①コンパクトで置き場所に困らない、②スイッチを入れてからスチームの立ち上がりがとても早い。

さらにハナマル満足な点は、③スチームが連続して噴射され、量も十分、④簡易的であれどアイロン的なシワの伸ばし方も出来る、集約するとこの4点利点。

 

③のスチーム量は、私未体験のJiffy社やSteamOne社のスタンドタイプが噴射数値スペック的に断然良いと想像しながら、パナNI-FS790で十分。

④のアイロン的使い方も出来る事の便利さは、過去に使ってきたスチーマー機能のみモデルでは取れなかった縫製部重なり近くのシワや袖の付け根や脇、裾や袖先などシャツの先端部や複雑な部分を、ピッシリ綺麗とまではいきませんが、十分自然な綺麗さで合格点を出してくれる。

 

ネットを見ると「NI-FS790」の後継新型機「NI-FS70A」がまさに今月発売となっており、基本性能的には昨年モデル790と変わりませんが、スチームを出すボタンが物理プッシュ式から静電タッチ式に変わっておりますので、握力的に負担が軽減されているのでそこは魅力。

でも、価格が5,000円くらい上がっていることを考慮すると旧品番「NI-FS790」で十分ではないかとも思うところ。

 

繰り返しとなりますが、Jiffy社SteamOne社のスタンドタイプスチーマーの経験がない中での満足度ではありますが、私自身の身だしなみと仕事店頭での試着ジワを綺麗にする目的には必要にして十分な衣類スチーマーだと感じております。

シャツスタイルの多い方や衣類スチーマーを初導入したいと思われました際は、ご参考になさっていただけましたらこれ幸いです。