JOURNAL

内田智裕さんの白磁とお師匠黒田泰蔵さん

2024.04.09

 

 


内田智裕さん作、カップ&ソーサー

 


内田智裕さん作、湯呑み

 


内田智裕さん作、酒器

 


内田智裕さん作、三角錐花入

 


内田智裕さん作、梅瓶花入

 

 


黒田泰蔵さん作、三角錐花入

 


黒田泰蔵さん作、梅瓶花入

 


黒田泰蔵さん作、カップ&ソーサー

 

矢口です。

 

激しい雨降る朝5:00、中3になったばかりの娘をがっっこうに送って行った。

今日から3日間奈良・京都、修学旅行へ。

 

彼女にとってずっと楽しみにしていた友達との旅。

この日の為に体調の調整に余念がなく、健康体で送り出せたことにほっとする父母でした。

 

ザンザン降りの安曇野でしたが、天気予報では奈良に着く頃には曇りに変わり、明日明後日は上々の予報。

桜咲く古都の旅、中学時代の思い出、「気を付けて、楽しんで!」と早朝の寝むさも吹っ飛ぶ大雨の中見送りました。

 

内田智裕さんの白磁とお師匠黒田泰蔵さん。

先に入荷した陶芸家 内田智裕さん卵の殻の様なマットな質感を持つ白い白磁。

 

美しい薄さと美しいフォルム。

遠目から見ると真っ白滑らかな表情であれど、近くから見ると石粒からの成り立ちと轆轤手仕事による表面の指跡が波紋の様にリズム良く刻まれ、遠景でも近景でもうっとり。

 

内田さんの作品にずっしり惹かれ、そのお師匠様である黒田泰蔵さんの経歴や作品を改めて、写真の参考書を買い(興味を紐解く大人の参考者は楽しい♪)、ネット上の情報を読み込むここ数日。

黒田さんのことを拝見すればするほどに、内田さんの作品は質感やフォルムなど多くの点で紛れもなく”黒田流”を継承し、その上で内田さん独自の解釈が加わりご自身の作品へ進化の道を歩まれている事を感じます。

 

黒田泰蔵さんにこれまで以上に触れ、内田さんの作品や人となりを見つめる、ワクワクドキドキする。

その高なる気持ちを持って、昨日内田さんに「次回の入荷の際には”花入展”として個展をさせてください」と依頼いたしました。

 

そうしたらば内田さん、快くお引き受けくださいました。

陶芸家 内田智裕さん「花入展」、実現、飛び上がる嬉しい心地!

 

梅瓶と三角錐の花入のご製作はしっかりオーダーしながら、多くは内田さんにお任せの花入作品。

年内はスケジュール一杯一杯ということで、当店入荷は来年2025年となることと思います、一年先の予定でありますが開催がとても楽しみでなりません。

 

内田さんの作品、当店店頭にてご覧いただけます、またオンラインショップにてご紹介させていただいております。

ご覧くださいませ。