JOURNAL

居住空間学

2024.05.02

 

 

 

 

矢口です。

 

雑誌「BRUTUS」の年一特集「居住空間学」。

 

記念写真にあるように、私推測2008年からこの形式での特集になってから(2012年と2008年号も手元にあるのですが、どこに置いたか?見つからず)全号買い揃えてコレクションしている。

魅力は、整然と美しいミニマリスト豪邸ではなく、趣味人各々の個性で多種多様雑多に詰め込まれた、でも纏まりのある味わ素敵な部屋がピックアップされているところ。

 

そんな些細な私本コレクション、2024年が発売になったので脊髄反射、中身も確認することなく購入した。

 

でも、余計な一言、今号は今のところ味薄め。

まだ3周くらいしか目を通していないので、噛めば噛むほどじんわりとなってくるのか??

 

その点、2023年号は好き、一年経った今でも私のコージーコーナーの本の山に積んであり、時折ページを捲る。

2019、2017、2014、2013、2011、2010年号も好き、以前の方が”多種多様雑多に詰め込まれ”ていて、濃厚素敵な部屋のピックアップが多く存在していた様に思う。

 

さっぱりしてきたんでしょうね(私邸も含め)世の大半、”ごちゃごちゃで素敵”を作れる主人の濃ゆいさは希少、製作サイドの大変さに思いを巡らす。

 

良かったと言えば、2023年11月号の「写真特集」。

発売時は流し読み、買わず、最近中古本で購入したのですが、写真好きには完全保存版の仕上がり。

 

高橋ヨーコ、RK、柏田テツオ、伊藤徹也、上田義彦、平野太呂、作原文子、遠藤文香、そして生前最後のお姿となった篠山紀信、それぞれの作風を味わえる。

発売時には見送ったのだけれど、手に入れられて良かった!