JOURNAL

八木 保さんとサザビーズオークション

2024.05.19

 

 

 

 

 

矢口です。

 

八木 保さんとサザビーズオークション。

 

八木 保(やぎ たもつ)さんは、デザイナーでアートディレクター。 1984年に渡米、アメリカのアパレルメーカー「エスプリ」のアートディレクターを担う。 その後、サンフランシスコに「Tamotsu Yagi Design」を設立。 1995年にサンフランシスコ近代美術館(SF MoMA)開館時に個展を開催。 以後、100点以上の作品がサンフランシスコ近代美術館のコレクションとなる。 2000年にスティーブ・ジョブスと共に、アップルストアのコンセプトおよびコンサルティングを手掛ける。 2011年、JAPAN HOUSE Los Angelesのクリエイティブディレクションを担当。現在はカリフォルニアを拠点に、世界中でジャン・プルーヴェ展のほかさまざまなプロジェクトに携わっている。

 

写真は、東京都現代美術館「ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで」展と同じタイミング。2022年に発刊された八木コレクションをまとめた本「Chariots on Fire Press No. 2 “CHARLOTTE PERRIAND and JEAN PROUVÉ A COLLECTION of TAMOTSU YAGI”」

プルーヴェ、ペリアン、サイ・トゥオンブリーと、今や世界のトップアートピースとなったデザイナーの作品をいち早く収集し、世界にその魅力を発信された八木さん、そのコレクション。

 

なんと、その八木コレクションが今回世界的オークション「サザビーズ」で”No Detail is Small: Art & Design from The Tamotsu Yagi Collection”として出展された、この本に掲載されているコレクションがふんだんに。

とてもとても落札できる世界ではありませんが、インテリアヴィンテージの世界で今一番高額で取引をされているプルーヴェとペリアンのトップピースたち、富裕層の過熱感と相場感を体感できるまたとない機会。

 

私はこちらのオークションサイトその解説記事を拝見しているだけ、でも家具そのものとコーディネート写真にうっとりしちゃいます。