JOURNAL

吾亦紅

2024.06.03

 

 

 

矢口です。

 

吾亦紅(ワレモコウ)

科名:バラ科
分類:多年草(冬落葉)
原産地:アジア~東ヨーロッパ
主な見所:花(7~10月)

夏の終わりに長い花茎を伸ばし小さな楕円形の花穂をつける、品種によっては初夏から咲き始めます。日本にも自生、野趣に富んだ素朴な姿で和の雰囲気の強い花。葉は羽状複葉になり、小葉は長楕円形で縁に鋸歯が入ります。

 

写真は庭の吾亦紅。

派手さのない小さな花、”詫び寂び”的日本の美意識にかなう植物なのだろう、明治・大正・昭和の初めか?古い植物書やボタニカルアートで描かれることの多い植物。

 

ドライフラワーに仕立て一輪挿しにしたい気持ちから一株庭に植えた、初夏を迎えるこの季節それがスクスク育ちらしい姿に、嬉しい。

植物学者 牧野富太郎博士の気持ちが分かり始めた「知命」(50歳を指す言葉、孔子が50歳になって初めて自分の天命・運命を知ったという「論語‐為政」の言葉から)私です。

 

6月、ジューンベリーの実が熟し始め、鳥たちが多数ツアーで飛来し始めた我が庭でございます。

鳥くんたちに先を越されないよう収穫せねば!