JOURNAL

日本浮世絵博物館、松本市

2024.06.28

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

NBAでは、新人ドラフトが2日間に渡って開催されていた。

 

そこに、ある意味注目されていたロサンゼルス・レイカーズ レブロン・ジェームズの息子ブロニー・ジェームズ(19歳|187cm|95kg)。

見事に55位で現役エースの父がいるロサンゼルス・レイカーズに55位で指名、親子が現役選手として所属する異例のケースとなる。

 

このドラフトの真意には、来シーズン所属する球団を自由に選べるフリーエージェントタイミングに当たるレブロンを同チームに引き留める効果を産み、また親子NBAのコートに立つことのエンタメ性の高さから観客動員やテレビ視聴率、果ては関連グッズなど売上的な計算もチームには算段されているのであろう。

 

それらも含めて個人的には”ありあり”だと受け止める、2024年誕生日で40歳の父と20歳の息子が選手として同チームにいる、鉄人にして桁違いの選手であるレブロンだからこそのこんなケースはまず先にないだろう事だから。

ただ、息子ブロニー・ジェームズに係る責任感はとてつもなく大きい、企画的人事だと言われ続けないように、来シーズンすぐに結果は出なくとも良いけれど、その後5年間くらいには注目に値するプレイヤーとならないといけないだろうと言うプレッシャー。

 

そう考えると、「獅子の子は獅子」「虎の子は虎」となれ、父レブロン・ジェームズは息子に険しい道を用意したものだ。

今年51歳の私と19歳の息子は32歳差、とてもとてもレブ親子のようには行かない、昨晩のバスケでも、20歳前後バキバキに鍛えている若者フィジカルに圧倒され、ゴイゴイにやられてきました^^

 

さて、先の定休日に松本市松本インターチェンジ近くにある「日本浮世絵博物館」を初めて訪れた。

 

松本市の豪商酒井家がまさに浮世絵発祥の時代江戸から、代々歴々コレクションされた浮世絵が展示されている博物館。

始まったばかりの企画展「江戸の妖怪・幽霊たち」の展示浮世絵は、おどろおどろしいモノに惹かれない私として心くすぐる展示ではなかったのは事実。

 

しかし、木版画である浮世絵というカテゴリーを、常設動画解説で自分の中で確かな知識とできたのは良かった。

絵師・彫師・摺師三位一体の感性・技術の高さが、浮世絵を日本代表のアートに昇華させたとものだと言うことを。

 

「日本浮世絵博物館」のファサードのガラスデザインにもなっている葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」も、絵師である北斎が下絵を描き、彫師が北斎の下絵をもとに版木を彫り、摺師(すりし)が和紙に一色ずつ色を摺り重ねて完成させたもので、それを絵草紙屋(江戸時代の本屋)などで販売、当時数千枚制作されたと考えら、今世界各国の美術館やコレクターの所蔵となっている流れを。

兎にも角にも、膨大な本物の浮世絵を鑑賞できる立派な施設が松本にはありました。