JOURNAL

「そよぐ、感じる、日本」カルダー展

2024.07.11

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

昨日は、展示会拝見で東京へ。

展示会の後、拝見したかった麻布台ヒルズのギャラリーで開催中の「そよぐ、感じる、日本」カルダー展へ足をのばす。

 

アレクサンダー・カルダーは、1898年ペンシルベニア州ローントン生、1976年ニューヨーク市没の20世紀を代表する芸術家。古典的な芸術家の一家に生まれた彼は、針金を曲げたりねじったりすることで、立体的な人物を空間に「描く」という新しい彫刻の手法をあみだし、芸術活動をスタートさせました。吊るされた抽象的な構成要素が、絶えず変化する調和の中でバランスを保ちながら動く「モビール」の発明で最もよく知られています。1931年にマルセル・デュシャンによって造られた「モビール」という言葉は、フランス語で「動き」や「動因」を意味します。初期のモビールにはモーターで動く作品もありましたが、しだいにカルダーは作品を機械駆動させることをやめ、気流や光、湿度、人間の相互作用に反応する作品を多く制作していくようになります。モビールの重要な要素として「動き」を用いた彼は、キネティック・アートの先駆者の一人となりました。また、カルダーは、芸術家仲間でもあるジャン・アルプが「スタビル」と名付けた静止した抽象的な作品も制作しています。カルダーは、動く彫刻であるモビールによって近代彫刻の概念を一変させ、最もその名を知られていますが、絵画、ドローイング、版画、宝飾品など、数多くの作品を制作し、幅広い分野で活躍しました。1950年代以降になると海外からの制作依頼に関心を向けるようになり、ボルトで固定した鉄板を使った壮大なスケールの屋外彫刻の制作にますます力を注ぐようになりました。今日、これらの記念碑的な作品は、世界中の公共スペースで見ることができます。(企画展公式サイトより転載)

 

アルミプレートで造形された生き物のようなモビール。

赤と黄色と青と黒、本当に素晴らしい!(展示室内は、スマートフォンの写真・動画のみ撮影可、ミラーレスなどカメラは持ち込み不可。)

 

宙で浮遊する様、光が作り出す影、その造形美に感激した大満足観覧でした!

9/6までやっております、夏休みなどタイミングが合われましたら麻布台ヒルズエリアの見学とともにカルダー展もご覧ください!

 

カルダー展の帰り、あまりの素敵さに気持ち昂り、当店に先に入荷し完売しておりましたアレキサンダー・カルダーにインスパイアされアメリカ・ミシガン州で40年もの間モビールを作り続けている作家「Dave Vande Vusse |デーヴ・ヴァンデ・ヴァース」のモビール作品をLandscape Productsさんにお願いしお分けいただきました。

来週水曜日の出張の時に原宿プレイマウンテンさんで受け取り、来週木曜日に店頭に再入荷いたします。

 

今回の入荷では、前回入荷した Dave Vande Vusse Standing Mobile Desk Top とともに、天井から吊るすタイプ Dave Vande Vusse White Feather Mobile  も入荷いたします。

価格も含め今購入することのできるカルダー流のモビール、この機会に当店店頭にて是非ご覧くださいませ!