JOURNAL

贅沢な備品

2024.07.15

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

大雨が夕方まで降り止まなかった昨日連休2日目。

開催中の「信州・まつもと大歌舞伎」野外企画、松本城での「十八世中村勘三郎を偲ぶ会」は雨天中止となった。

 

更に昨日の松本、連休だけど外遊びが出来ない事で、県内広域から全天候型の街イオンモール松本に人が集まり過ぎた模様、網の目のような細い市街地道路はイオンモール駐車場へと続く大渋滞発生。

幸いではあるのですが戦火を免れた城下町の道路は細く、入り組み、渋滞の原因となっている、未来に向けて松本の進化次項の一つは道路交通網整備にある。

 

さて、洋服屋と言う商売は1年間に春夏と秋冬の2シーズンがある。

バイヤーの腕の見せ所であるのですが、セレクトアイテム完全買取の当店のようなシステムのお店は、シーズン当初から終盤まではアイテム仕入れの支払いとランニング経費の支払いで出費が先行する。

 

セールを行いつつシーズンの終盤になると、そのシーズンの商況が良好に行えれば会社の通帳に半年の頑張りが利益数値として実感できるものです。

そんなシーズンエンド、私はお店雰囲気向上と自分趣味の両立を兼ねて什器・備品を購入するリズム、20年の積み重ねが今の当店インテリアを形作っております。

 

そのリズム、2024春夏を頑張れたと思えたこのタイミング、新たにお店に加えたのが写真の傘立て、Alvar Aalto 傘立て 115です。

こちら、何年も前から「いつかはお店に」と思っていた4万円台の価格から、年々値上がりを繰り返し現在は税込82,500円、8万円の傘立て!

 

「傘立てにこの値段は出せないかぁ・・・」っと半ば気持ちを抹消していたのですが、出張の出先にある某ショップさまのサマーセールでかなりお買い得になっていたのを発見。

バーチ材はほのかに色づき、木の圧着は開きかけ、真鍮製の受け皿は腐食が進んだセミヴィンテージ状態の2016年製。

 

あら、このやれ感、良いじゃないですか!!

と言うことで、傘立てとしてはかなり贅沢定価のAlvar Aalto 傘立て 115をお店に迎えた次第です。

 

しかもこの傘立て、真鍮製の受け皿が上部にも配置出来る。

それを利用して、傘立てとして使わない時は、植物のプランターとしても使えます。

 

そう考えると、頃合いのセール価格でお迎えできたこともあり出費に対する費用対効果的私が”元を取る”感覚もそう遠い時間ではないのではと思う。

60歳までの9年お店を続けられ、その年月活躍してくれたのならば、十二分に良い買い物が出来たと2024年の夏の終わりを振り返りが出来そうです。

 

3連休最終日、今日は雨も上がり外に出かけがいのある休日になりそうですね!Alvar Aalto 傘立て 115くん、今日はプランターとしてお客様をお迎えいたします。

皆さま、どうぞ良いお休みになさってください!