JOURNAL

芹沢銈介の世界

2024.08.17

 

 

 

 

 

矢口です。

 

お盆休みが終わると2025SS展示会出張後半戦が始まる。

現時点で約60%の仕込みが終わり、残り40%、おおよそ10月の頭まで仕込みの旅となりそうです。

 

9月、出張に合わせて拝見したいのが、日本民藝館の新企画展「芹沢銈介の世界」2024年9月5日(木)-11月20日(水)。

自由な色彩感覚と模様を生む天賦の才に恵まれた染色家・芹沢銈介(1895-1984)。身辺の品々などを日々スケッチしていた芹沢の日常への眼差しに裏打ちされた多彩な作品は観る者の心を躍らせます。また、「本当の美しさがわかっている」と柳宗悦が評した芹沢の蒐集にも注目。来年生誕130年を迎える芹沢の手と眼の世界を展示。

 

芹沢 銈介(せりざわ けいすけ 1895-1984)は、日本の染色工芸家。静岡県静岡市生まれで、重要無形文化財「型絵染」の保持者(人間国宝)。民藝運動の共鳴者でもあり、提唱した柳宗悦とともに日本各地を訪ねて民芸品や民具を調査した。20世紀日本の代表的な工芸家として内外から高く評価されており、静岡市立芹沢銈介美術館が開設されている。実家の呉服商が焼失したため画家の夢を諦めて図案を学び、30歳代半ばから染色を手掛けるようになった。オリジナリティあふれる作品群を生み出したほか、本の装丁など商業デザインも手がけた。ビジネス面での優れた企画力を持ち、第二次世界大戦後の布不足下では和紙の型染カレンダーを製作してヒット商品とした。また、その選美眼で世界各地の民芸品や工芸品、美術品を蒐集した。東北地方、ことに仙台の街や鳴子温泉を愛したことでも知られる。多摩造形芸術専門学校、女子美術大学、静岡女子短期大学家政科などで教鞭も執った。柚木 沙弥郎さんなど沢山の著名な染色工芸家輩出し、松本市出身の染色工芸家三代澤本寿さんも強く影響を受けた。

 

車での東京は出張経費的にデメリットがありますが、安曇野から都内への往復移動時間が短縮され、乗り換えがないので利便性が極めて高く、運転する疲労は付加されますが総合的に身体が楽。

さらに、都内での移動が極めてスムーズで、行動範囲もぐっと広がり、お店作りイマジネーションの広がり研修と好きを兼ねた散策が出来る、プライスレスです^^