JOURNAL

演出家

2024.10.05

 

 

 

 

 

矢口です。

 

演出家。

 

安曇野の北部にある我が家の庭、金木犀が咲き甘い芳香をあたりに漂わせてくれる。

カツラの葉も色づき、草紅葉も綺麗。

 

今朝は一段と気温が下がり、草木の変化が秋への移ろいを触覚・視覚・嗅覚から感じさせてくれる、名演出家。

涸沢・上高地をはじめ、北アルプスの山々の紅葉は如何ばかりか??次の休みは標高の高い中房温泉登山口付近までドライブしてみようかと。

 

今週末10/5・6、まつもと市民芸術館では「木ノ下歌舞伎 三人吉三廓初買」の公演がある。

作:河竹黙阿弥
監修・補綴:木ノ下裕一
演出:杉原邦生[KUNIO]
出演:田中俊介 須賀健太 坂口涼太郎 / 藤野涼子 小日向星一 深沢萌華 武谷公雄 高山のえみ 山口航太 武居卓 田中佑弥 緑川史絵 川平慈英 / 緒川たまき 眞島秀和

 

こちらの演劇の演出を手掛けられているのが、演出家の杉原邦生さん。

京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒、同大学院芸術研究科修士課程修了。

 

演出家・舞台美術家として東京を中心に全国で活動、2004年プロデュース公演カンパニー「KUNIO」を設立、2006~2017年には劇団「木ノ下歌舞伎」に所属した。

舞台作品の創作にとどまらず、大規模イベントのディレクターや大学の講師など務め、活動は多岐にわたる方。

 

松本にも木ノ下歌舞伎の公演をはじめ、舞台塾的活動でお越しになり、その度に当店にお立ち寄りいただきお話をさせていただく。

杉原さん、ご自身のファッション演出も大変の得意、長年沢山のお話をお聞きさせていただける間柄、大変恐縮ながら私勝手心開放し懇意にさせていただいている杉原さん。

 

古典歌舞伎に確かな造詣のある杉原さん、解釈難しい作品の味わいを継承し、そこに馴染みやい演出や、笑い溢れる演出で表現。

私もコロナ禍前に市民芸術館で観劇した杉原さん演出の「勧進帳」はとても楽しかった。

 

毎回のご来店、私の知識少ない演劇世界の片鱗に触れさせていただき、新しい服を見出していってくださる杉原さん。

有難うございます!

 

今日と明日のまつもと市民芸術館「木ノ下歌舞伎 三人吉三廓初買」の公演、大成功をお祈りしております!