JOURNAL

超軟水

2024.10.14

 

 

 

 

 

 


https://www.tsuji.ac.jp/oishii/recipe/pain/viva/image/list.pdfより転載

 

矢口です。

 

硬度は、水に微量含まれるカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)の質量を適当な方法で表現したもの。

硬度が低い水を軟水、高い水を硬水という。

 

日本国内では、硬度が100mg/L未満の水を「軟水」、101~300mg/Lの水を「中硬水」、300mg/L以上を「硬水」と分類するのが一般的。

日本には軟水が多いため、日本人には硬度の低い水のほうが合うと言われている。

 

・硬水のメリットは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれていることで、食事だけでは不足しがちなミネラルを水分とともに摂取できる点。
・硬水のデメリットは、主に「摂取過多による腸への刺激」があげられ、マグネシウムは水分を集めて便を柔らかくしますが、飲み過ぎると腸への刺激が強くなりお腹が緩くなってしまうことがある。
・硬水は水のにがみや渋みなどの独特なクセがあるため、肉の臭みを抑え、アクを取りやすくする効果があり、シチューなどの洋風料理に適していると言われる。

・軟水のメリットは、主に「肌や髪に優しい」「石鹸の泡立ちがよい」がある。
・軟水のデメリットは、「ミネラルが硬水より少ない」という点があげられる、ミネラルウォーターから多くのミネラルを摂取したい方にとってはデメリットになるといえる。
・軟水は味があっさりしてクセがないため、昆布やかつおだしのグルタミン酸などのうまみ成分を引き出す効果があり、日本食に適していると言われ、また日本茶、紅茶、ウイスキーなどの香りを引き出す効果がある。
・軟水はマグネシウムの含有量も少なくお腹にも優しいため、赤ちゃんや小さな子ども、ペットにも安心して与えることができます。
・軟水は体にスムーズに吸収されるといわれているため、熱中症対策として、しっかりと水分補給したいときなどは軟水を飲むとよい。

 

日本の水道水はミネラル含有量が低く、硬度の平均値は 48.9 mg/L であり、 これは WHO による分類でも軟水と区分できます。

松本市の水道水の硬度は39mg/L、安曇野市の硬度は28mg/L。

 

「愛犬用に適した水は軟水が良いみたいだよ」と妻と話す、先日のこと。

「サントリー南アルプスの天然水が硬度30mg/Lで良いみたいってネットに書いてあった!」と妻。

 

「じゃ、地元北アルプスの天然水は硬度幾つだろ??」とすかさず調べる私。

「なんと硬度10mg/L、超軟水じゃん!ワンコに最適は北アルプスだ!」ってこととなる。

 

「サントリー天然水」の硬度

南アルプス:約30mg/L
北アルプス:約10mg/L
奥大山:約20mg/L
阿蘇:約80mg/L

 

北アルプスの伏流水は、ミネラル少なめの花崗岩や変成岩などの砂礫層を長い年月をかけて濾過されるため日本でも特筆して硬度が低く、マイルドで飲みやすい水質。

まろやかな口当たり、サラサラさっぱりとした飲み口のため子どもから大人まで心地よく水分補給ができる水。

 

という事で、我が家愛犬の飲み水は地元”北アルプスの天然水”に着地。

また、雑味が少ないということで、日々のコーヒーも豆の味ダイレクトで味わえるという事、コーヒー好きには嬉しいご近所の水硬度。

 

全国の皆さま、サントリー「北アルプスの天然水」や安曇野名義のミネラルウォーターでぜひお茶時間をお試し、お楽しみにください!