JOURNAL

「アレック・ソス 部屋についての部屋」と「LEMAIRE EBISU」「Hiroshi Yoshimura」

2024.11.19

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

「アレック・ソス 部屋についての部屋」と「LEMAIRE EBISU」「Hiroshi Yoshimura」。

明日は東京出張、レディース「mizuiro ind」と「MidiUmi」2025春夏メイン展を拝見予定。

 

「アレック・ソス 部屋についての部屋」。

その合間、恵比寿にある東京都写真美術館で開催中のアメリカ人写真家「アレック・ソス 部屋についての部屋」展を観に行くのが楽しみ。

『アレック・ソス(1969-、アメリカ・ミネソタ州生まれ)は、国際的な写真家集団、マグナム・フォトの正会員であり、生まれ育ったアメリカ中西部などを題材とした、写真で物語を紡ぎだすような作品で、世界的に高い評価を受けてきました。本展「部屋についての部屋(A Room of Rooms)」には、初めて出版されたシリーズであり、初期を代表する〈Sleeping by the Mississippi〉から、今秋刊行の最新作〈Advice for Young Artists〉まで出品されます。30年に及ぶソスの歩みを単に振り返るのではなく、選ばれた出品作品のほぼすべてが屋内で撮影されているように、「部屋」をテーマにこれまでのソスの作品を編み直す、当館独自の試みとなります。出品作品のひとつに〈I Know How Furiously Your Heart is Beating〉というシリーズがあります。アメリカの詩人、ウォレス・スティーヴンズ(1879-1955)の詩「灰色の部屋(Gray Room)」の一節からタイトルがとられた本作は、2019年に同名の写真集としてまとめられ、ソスのキャリアにおいてひとつの転換点となっています。初期からソスはアメリカ国内を車で旅し、風景や出会った人々を大判カメラで撮影してきましたが、本作ではそうしたロードトリップのスタイルではなく、舞踏家・振付家のアンナ・ハルプリン(1920-2021)や、小説家のハニヤ・ヤナギハラ(1974-)など世界各地にさまざまな人々を訪ね、その人が日々を過ごす部屋の中で、ポートレイトや個人的な持ち物を撮影しています。すなわち、部屋とそこに暮らす人をテーマとするこのシリーズが、本展を生み出すきっかけとなりました。〈I Know How Furiously Your Heart is Beating〉では、静謐な空間で被写体から醸し出される親密さが大きな魅力となっています。「どれだけ激しくあなたの心臓が鼓動しているのか知っている」というタイトルは、その瞬間を写し留めたソスの胸中だけではなく、展示室というひとつの部屋の中で、作品と対峙するわたしたちの心の内までをも言い表しているかのようです。「ポートレイトや風景、静物などを定期的に撮影しているが、最も親しみを感じるのは室内の写真だ」と作家は述べています。ソスの作品に登場するさまざまな部屋や、その空間にたたずむ人々に意識を向けることで、果たして何が見えてくるのか。展覧会と写真集共に多くの支持を得る作家の表現の魅力を探ります。』

 

「LEMAIRE EBISU」。

さらに、恵比寿にオープンしたばかりの「LEMAIRE EBISU」も伺おうと。

写真でしか見たことがないのですが、以前の小さなパリの直営店(今は移転増床してしまった、今も素敵ですが)のイメージがとても好きで、私イメージの参考にもさせていただいているメゾンの東京店。

パリとは趣を異にしますが、日本家屋らしさを活かしたお店づくり、楽しみ。

 

「Hiroshi Yoshimura」。

本日の写真は、先日撮った霧ヶ峰、車山、美ヶ原2024年11月。

添付動画の吉村 弘さん環境音楽=アンビエントは、私として写真をご覧いただくBGMに似つかわしいイメージ。

自然音から着想、サンプリングされた音色は雄大さと落ち着きを両有します。

 

余談、大袈裟なものではございませんが、一日一組くらいの平均値でインバウンド恩恵を頂戴している、コロナ前の中国の方のお買い物も時折ありましたが、これまではご覧いただくに留まるケースが日々ほぼ。

ですが直近、じっくりご覧くださり、試着をされ、ご購入まで、丁寧に行なってくださる様々な国々のツールスト様が日々何組かいらっしゃり、今日は開店一番シンガポールからの4人組み様からお買い物スタートをしていただけました、ありがとうございます。

 

松本市内、海外ツーリストにお越しいただく魅力がある事が大いなる事実でございますが、そのファクトの上で、思うに20周年の思い切りで入り口を全面ガラスファサードにリニューアルした事が功を奏している実感はあります。

海外ツーリストばかりでなく、他県からのツーリスト様も同様、店内が見やすい=入りやすい+在店しやすい、この方程式は成り立つのだろう、思い切って良かった。

 

お店を出店・拡大などする展望は全くないけれど、今ここに存在するお店姿に着地せず、自分感覚のアップデートを表現、都度磨きをかけながら洋服屋人生終盤へ向う気持ち。

「LEMAIRE」のソウル店、写真拝見ですが、素敵ですね。