暫定税率とトリガー条項
2024.12.21
矢口です。
「暫定税率とトリガー条項」
12月19日以降、政府の補助金が縮小しガソリンが高い。
ただでさえ全国一高いと悪評の県内レギュラー1リットル当たり平均価格は185円から190円くらいになった、1月16日には補助金終了195円へまたまた上がる。
先のこと、自民・公明・国民の3党が幹事長会談を開き”ガソリンの暫定税率を廃止するガソリン減税”に合意したと発表されました、がっ一体いつになるのやら?
30年くらい前は円高や原油価格の兼ね合いなのだろう、1リットル80円台なんて経験もあるものだから190円は倍以上、暫定税率の廃止をすぐにやってくださいの気持ち。
現在、ガソリンには「揮発油税」(48.6円)と「地方揮発油税」(5.2円)の合計53.8円の税金が1リットルあたりに課されている。
この税金53.8円税金のうち25.1円の暫定税率、1954年に制定された道路整備計画に使うための税金、今は基本何に使って良い税金となっている。
「トリガー条項」は燃料価格の急騰に備える施策として2010年導入、全国平均でガソリン価格が1リットル160円を超えた場合に暫定税率を停止し、130円を下回ると再開する仕組みですが、東日本大震災以降に復興財源として使われることを理由に凍結されている状態。
廃止でも、トリガー発動でも良い、どちらかをすればガソリン価格が1リットルあたり約25円引き下げられ、現状は160円に、1月以降も165円くらいに、長野県平均価格納まる。
とにかく、円安&インフレと来て、さらには税金もふんだんに乗っかる現ガソリン価格水準は遠距離通勤者の気持ちとお財布に堪えます。
日本国経営状況の真実は未知ながらも、税収入の上振れ・無駄な支出・国民生活の今を解説される情報に触れ、「103万円の壁」論争における与党の減税に対する猛烈な忌避方針に虚しさを覚える近私感、このガソリン価格状況では暫定税率と消費税二重課税議論も含め早急に解消願いたいガソリン高値県&車社会の長野人です。