矢口です。

 

SONYカメラ部門からFE 85mm F1.4 GMのII型が発売されてしばらく経つ、ネット上に写真作品やレビューが揃ってきた。

 

85mmと言えば、30年前に買ったヤシコンプラナー85mm F1.4、名玉と謳われるこのレンズ手に入れてからずっと家宝の様に大切に持っている。

”家宝”という表現は30年もの間防湿庫に大切に仕舞い実はなかなか使っていないレンズという意味合いを持つ、苦手と言う表現もできるかもしれないけれど、50mm撮りがしっくりきているため85mmは使うシチュエーションを見出しきれず使用傷も少なく30年経った。

 

「85mmは最強のポートレートレンズ」と言われますが、もっぱら街やランドスケープスナップの私には人を撮る場面が限りなくない、だからもあっての事なのだろう。

しかし、II型の評判がすこぶる良い。

 

さらには、先のブラックフライデーセールのタイミング、2025年のどこかで買おうと決めていたカメラα7RⅤが◯ップカメラさんの中古で魅力的な価格と下取り好条件が重なりドナドナしてしまった。

新しくやってきたα7RⅤのオートフォーカスが恐ろしく気持ち良く、これまで体感してきたカメラと全く違う写真撮影体験ができる面白さを感じています。

 

仕事はAFズームレンズ、プライベート撮影はMF単焦点に偏重してきた私もそんなα7RⅤの高精度オートフォーカスにあやかって単焦点のAFレンズが欲しくなってきた。

そこに発売されたのが手持ちに無い画角の85mm単焦点、FE 85mm F1.4 GM II型の高評価、高価すぎるレンズですが「趣味の探究」を言い訳に今は楽しく妄想をしてみる。

 

「果たして、これまで避けてきた85mm単焦点レンズが私に嵌るのか？」再確認のため防湿庫に鎮座させたままのヤシコンプラナー85mm F1.4をカメラに付けしばらく使い込もうと。

（切れ味抜群、名玉と謳われたこのレンズも今となっては絞り開放でふんわりぼやぼや、フリンジたっぷり、F2.8まで絞ればぼちぼち、オールドレンズの味として楽しめるものか？）

 

Adrien Sanguinettiさん動画のいくつかある85mm撮影編を拝見しつつ、長年避けてきた画角を私なりに研究してみようと思います。