JOURNAL

PARCO外景

2025.01.10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

2025年1月9日、松本PARCO外景。

 

残り1ヶ月半での閉業にも関わらず公式発表出来るレベルまで後利用の話が詰まっていない様子ですが、今の所何かしらの形で”仄かなアカリは灯りつづけそう”な気配。

私個人としても「こうなってくれれば素敵!」なんて妄想的想像はいたしますが、現状ドラスティックな再開発計画が立案できていない以上、様々な状況が整うまででも、街のど真ん中に真っ暗ビルがあるよりは一先ずアカリが灯っていてくれる方が嬉しい。

 

その上で、40年余りの街象徴の終焉に寂しさを抱かない訳もなく、老若男女が全天候型で楽しめる巨大イオンモールはあれど、若い世代が行きたい場所=東京で言えば渋谷的先鋭スポットが(近年はその役割を果たせていないであろうか?)松本から失われることも残念。

買い物形態の多様化と、少子化&人口減の影響がパルコさん自力ではどうにもならない地方店撤退の要因の一つであることに違いないと思う次第、今のところは若者人口集中が維持されている東京渋谷パルコは最先端のテナントが集まりインバウンドの後押しも含め好調。

 

現テナントさまとそこで働かれている皆様の閉店後のご苦労を思う。

当店、些細なことでありますが、開業以来お世話になっているパルコ内パンツ丈上げ&お直し屋さんが閉店されることを受けて、近隣に信頼置けるお直し屋さんを見つけることが課題あり。

 

そんなこんなで、3月になればPARCOさんの象徴であるネオンサインと看板が館から外されるであろう(ネオンサインはアートとしての価値があります、美術館や博物館、芸術館は是非、市内どこかしこで記念碑的に展示するべき、Aの文字は破棄されるとするなら私が欲しい。)。

その前に「PARCO看板のある風景」を撮りたくて、晴れた朝、ぐるり館を周り写し止めた。