JOURNAL

S.T,N.E.

2025.01.17

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

大阪を拠点とする「TRUCK FURNITURE」、オーナーは黄瀬徳彦さん。

1997年に始められて27年、多くの方が知り焦がれるプロダクトを以来世に送り出し続けているブランド(ちなみに、黄瀬さんは学生時代松本にある「松本技術専門校」で家具作りを学ばれた)。

 

そんな「TRUCK FURNITURE」さんが、このタイミングで新レーベルである「S.T,N.E.」“Same Truck, New Engine=意味合いは公式サイトを参照)を立ち上げられた。

質感を追求されたシンプルデザインの家具プロダクトで。

 

明確なテーマ、イメージビジュアル、haruka nakamuraさんを招いて表現された音。

言い方に語弊を孕みつつ、「無印良品」の上位互換と言う短絡的な発想も私には浮かびますが、この仕掛けをローンチする上でのセンテンス各パート表現に感銘、素敵さを覚えた。

 

COLUMN GALLERYさん、dioramaさん、apologiaさん、INCARNATION. さんなどの静寂でミニマル、侘を愛でながらもモダンな世界観にもすごく魅力を感じる。

オーナーさんは多分皆さん30代か40代に入られたばかりの世代の方々、これからの時代を色付ける感性ある方々が表現をされている気鋭の古道具屋さん。

 

「TRUCK FURNITURE」さんの新レーベルである「S.T,N.E.」は、そんなミニマルで趣き深いオブジェクトやヴィンテージと似つかわしいイメージも抱く。

回帰されたのか?新しい才能による表現を柔軟に取り入れられたのか?「TRUCK 」を27年成長させてこられ、57歳になられる黄瀬徳彦さんの今回の仕掛けには、近世代の私は恐れながらも自分の在り方に置き換えたくなるくらい感嘆を覚えました。

 

小スケールと言うファクターはありながらも魅力を放つお店様は、独自美学を持ってお店を表現され、受動者はその貴重さに心惹かれている。

政治も、芸能も、メディアも、多方向からの情報に晒され一気に新時代へと舵が切られている感を覚える今日この頃、お店も在り方も然もありなん。

 

今日からの週末、高校バスケ新人戦県大会です。