真冬の白馬を体験
2025.01.23
矢口です。
真冬の白馬を体験。
昨日の定休日、自宅から見た白馬方面の山のクッキリさに誘われてスノボをする訳でもないのに車を走らせた。
そしたらば、ど平日の白馬のゲレンデは、私の古い感覚土日のそれの様な人の多さ、言うまでもなく9割以上が海外の方。
世間広く周知のこの実態、この地ではもはや長年当たり前の景色、でもコロナ禍前まではスノボを楽しんでいた私はその前兆的景色は見てきたけれど、昨日体感したスケールの平日ゲレンデに溢れる海外の方々の光景にはすごいなぁ〜って笑顔が出てしまった、体感しないと感じ得ない感覚。
海外の方が多くの費用と時間をかけてこれだけ白馬に集まる現状に、知識的に分かってはいながらも実体験にて”感銘”と言う言葉に近しい感慨を受けた。
ここはウィスラー・ブラッコム(カナダ)かツェルマット(スイス)か、はたまたサン・モリッツ(スイス)?
街やゲレンデ看板も日本語でなく、流れる音楽も広瀬香美さんよろしくの日本語歌謡流行歌リピートではなく、永遠に洋楽が流れる。
ニセコの次は白馬に海外スキーヤーが集まり、外資が街を買い、物価が高騰、さも問題が起きているであろう切り口のニュースが聞こえてくる中、昨日の景色を見たらば確かに白馬にはビッグチャンスがあると思ってしまった。
人がたくさん集まる状況は良い事ばかりではないし、瞬間に終わってしまう危うさも孕むけれど、今もこの先も日本人があれだけウィンタースポーツを楽しむ為に白馬に押し寄せる光景は想像しにくい。
さらには、海外の方があれだけ集まれば日本に馴染まないマナーや治安の問題も併存するけれど、ゲレンデで見た海外の方皆さんもとても楽しそうだったのが印象的。
海外の方はどこかの国に長期休みを使ってスキーを楽しむ習慣が長く一般的なのだろうか?それとも一時の盛り上がり、流行なのか?
世界経済と円安背景も加味しなければいけませんが、もし前者であるのならば、良質な雪が冬に恵まれる限り白馬の賑わいは続くのだろうと、昨日の白馬村の光景を見て絆され思った。
でも、人の気分も経済推移も移ろいやすく単純ではない、未来永劫好循環が続くなんてその場限りに感じた単純な妄想では計れやしないのがファクトではありますが。