JOURNAL

新たな氷河

2025.01.24

 

 

 

 

 

 

 

矢口です。

 

新たな氷河。

 

白馬にある北アルプス白馬連峰の「杓子沢雪渓」と「不帰沢雪渓」が新たに氷河と確認された。

雪渓は夏になってもとけずに残る局地的な積雪のことで、この中にある氷の塊「氷体」が一定の速さで動いていることなど要件を満たすと「氷河」とされる。

 

「杓子沢雪渓」で厚さ最大43メートルの「氷体」がおよそ1か月で最大26センチ、「不帰沢雪渓」では厚さ最大29メートルの「氷体」が最大14センチ動いていることが確認。

長野県で氷河と確認された雪渓全て白馬エリア、大町市にある鹿島槍ヶ岳の「カクネ里雪渓」と白馬村にある「唐松沢雪渓」と今回の2雪渓あわせて4か所となった。

 

1枚目の写真が「杓子沢雪渓」、カール状の地形に幅広く長く雪が積もる様はまさに氷河、

認定日直後に白馬を訪れたので記念に写撮った。

 

雲無き快晴の山容もも天晴れですが、雲が急峻な岩壁に纏わり付く様はより妖艶な魅力を感じます。