JOURNAL

「White Mountaineering」2025 Autumn / Winter Paris Collection

2025.01.27

 

 

 

 

 

矢口です。

 

「White Mountaineering」 2025 Autumn / Winter Paris Collection。

 

160年の歴史を重ねたパリの教会(Temple du Saint Esprit)。

和太鼓と現代楽器・女性ボーカルの掛け算、戦いを鼓舞するかの様な音楽。

 

コレクションは、建築概念「ブルータリズム」をファンクションウェアに投影。

第二次世界大戦後の1950年代に見られるようになった建築様式、打放しコンクリートやガラス等の素材をそのまま使い、粗野で無骨な意匠を建物の外観に多用、建築資材の質感が強調され塗装や化粧板は使わない、荒々しさを残した打放しコンクリートなどを用いた彫塑的な表現(ベトン・ブリュット=生のコンクリート)が特徴。

 

カッコいい!ムービーを見終え脳内に響く。

 

東京からパリへ、何年も何年も年2回のランウェイを重ねられている相澤さん「White Mountaineering」チーム。

服の作り込みからスタイリング、ショーの作り込みに至る様々な過程に想いを巡らせる。

 

長年、最前線を走り続けられる心技体、身の引き締まる思いです。

 

そして、1965年生まれ、60歳を迎えられる「kolor」阿部潤一さんが、2025 Autumn / Winterを発表しデザイナー退任を発表された。

後任の体制をサポートされながら、次世代にバトンを渡されるイメージ。

 

長年、最前線を走り続けられてこられた方の潔さ、身の引き締まる思い。

人生次のステージ、阿部さんはこれからもきっと好きな何かへ取り組まれるに違いない。