佐内正史さんと松本景
2025.01.30
矢口です。
「佐内正史さんと松本景」
定休日、昨日のミッションは「本・中川」さんに行き写真家 佐内正史さんの写真集「写真がいってかえってきた」サイン入りを手に入れること。
昨年末、佐内正史さんが中川さんにてトークイベント兼サイン会をされていたのを知ってはいたものの仕事で行けず、写真集だけでもと思い昨日行ってきました。
この写真集、表紙に松本市伊勢町の写真、中にもたくさんの松本の風景も収められた作品。
「佐内さん、仕事やプライベートで良く松本来られるんです。」っと、出版社勤務時代に佐内さんの写真集を一緒に作られてからのお付き合いという店主中川さんのお言葉。
佐内正史 Masafumi Sanai
写真家。97年、写真集「生きている」でデビュー。写真集「MAP」で第28回木村伊兵衛写真賞を受賞。08年に独自レーベル「対照」を立ち上げ、写真集を発表し続けている。近著は『写真の体毛』『静岡詩』。また、映画「i ai」では撮影を務める。曽我部恵一とのユニット”擬態屋”で「DORAYAKI」をリリースする。先月、ZAZENBOYS日本武道館公演休憩時間にスライドショーを行う。など写真を越えて活動中。主な展覧会に「展対照<第一部>」Vacant(東京、2024年)、「静岡詩」タカ・イシイギャラリー、(東京、2023年)「静岡詩」静岡市美術館(静岡、2023年)、映画『ジョゼと虎と魚たち』では劇中使用写真を担当など。
添付動画、2B Channel「日本の写真の転換点『生きている』」で”一般的に美しいとか、物語があるとか、そういう類の写真集でなくとらえようがなかった”といったニュアンスのことを渡部さとるさんが言われていますが、佐内さんの写真は”なんでもない”を捉える写真。
公式サイトご自身のプロフィールでも、”曖昧ではっきりしない写真集を次々に出している”と書かれている、そのくらい自由気ままに写真を楽しもうと言うお考え。
この日の私も佐内さんの写真集を買いに行く佐内流のテンションで、12:00開店の「本・中川」さんに行く前に、9:00から松本市美術館、その後松本の街をぶらぶら歩いて写真を撮る。
佐内さんが写真担当された映画『ジョゼと虎と魚たち』のテーマソング、くるりの「ハイウェイ」くらいのゆるゆる感でそこにある景色を散発的にどんどん撮り歩く。
ルールにとらわれない佐内さん流の気ままな写真撮影。
街をたくさん歩き回る健康法も含め、「本・中川」さんへ佐内正史さん写真集を買いに行く休日はなんだか良いお休みになりました、家人に買って帰ったサパンジさんのパンも大好評^^