矢口です。

NHK BS で放送されている「美の壺」。

草刈 正雄さんがナビゲーターとなり日本の文化文芸、手仕事、伝統を紐解く、私録画ウォッチャーなテレビプログラム。

朝、家族がまだ寝ている時間に起きて、コーヒーを淹れながら諸々チェックする時間のお供に流し見しているこの番組ですが、先日の「美の壺スペシャル 皇居」宮殿、馬車、美術品、食器…皇居の美に迫る決定版！は感銘。

宮殿内部や周辺の普段撮影できない場所での撮影が今回初めて許されたという映像には、紀元前660年、初代神武天皇が即位したことに始まる日本書紀や古事記などによれば2600年以上の歴史があるとされる天皇制、平安絵巻に代表される京都御所での絢爛な景色をイメージする皇族の生活の居住まいですが、明治より東京に移されたのちの西洋的モダンさと日本の様式美の融合した空間がなんとも美しく映し出されていたことに朝から美意識欲が高まった次第。

次回「美の壺」はバーナード・リーチ、20世紀を代表するイギリス人芸術家の日本遍歴。

この回も実に楽しみ、「美の壺」は私の朝の”美”時間として気持ちに潤いを、バイヤー業にヒントを齎してくれる良プログラムです。

元気溌剌。

明日定休日は、展示会出張に行って参ります！