JOURNAL

タピオ・ヴィルカラ 世界の果て

2025.04.05

 

 

 

 

 

矢口です。

 

桜開花宣言が出て夜桜ライトアップが始まった松本城に今朝立ち寄る。

お城西側の梅園隣に1本で立つ枝垂れ桜は、満開の梅花をバックに見頃を迎えておりましたが、お堀の桜はまだ全く。

 

きっと、この週末の好天で開花が進み、ライトアップを含めた見頃は天気予報の晴れ予報も合わせて、来週月火水となりそうですね。

ご予定される皆さま、ご参考に。

 

さて、私必見の展示会が始まりました。

東京ステーションギャラリー「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」

 

開催期間:2025年4月5日(土)〜2025年6月15日(日)

東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1[JR東京駅 丸の内北口 改札前])にて、「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」展を、2025年4月5日(土)から6月15日(日)まで開催します。フィンランドのアーティスト、タピオ・ヴィルカラの日本初となる大規模個展。「ウルティマ・ツーレ」に代表されるガラスのプロダクトをはじめ、木の彫刻やオブジェなど約300点を展示。常に自然に向き合いつづけ、その躍動や神秘にインスピレーションを受けたヴィルカラの世界に浸っていただきます。

タピオ・ヴィルカラ Tapio Wirkkala 1915-1985
1915年6月2日、フィンランド南部の港町ハンコに生まれ、幼少期をヘルシンキで過ごす。1936年、美術工芸中央学校卒業後、広告デザイナーとして働く。1945年、アラビア製陶所美術部門のセラミック・アーティスト、ルート・ブリュック(1916-1999)と結婚。1946年、イッタラ社のデザインコンペ優勝を機に同社のデザイナーに起用され、約40年にわたり第一線で活躍した。1951年のミラノ・トリエンナーレでガラス作品《カンタレッリ》と会場デザインでグランプリを受賞。1966年、デザイン事務所「デザイン・タピオ・ヴィルカラ」を設立。ヴェネチアン・ガラスの工房ヴェニーニやドイツの磁器製造会社ローゼンタール社とのコラボレーションワーク、フィンランド紙幣、フィンランド航空の機内用食器、「フィンランディア」ウォッカボトルなどのデザインも手がける。1985年5月19日、ヘルシンキで69歳の生涯を閉じた。カイ・フランク、ティモ・サルパネヴァらに並ぶフィンランドデザインの三巨匠と称される。2003年、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団が設立され、エスポー近代美術館に多くの作品が寄託されている。2025年はヴィルカラの生誕110年/没後40年にあたる。

 

開催期間中としては、5月に都内出張が例年ありますので、このピンポイントで予定を入れたい。

そして、この企画展の図録は中身を見るまでもなく手に入れたいのです、タピオが好きだから。