Whisky Shop & Tasting Bar 「Inver」
2025.04.22
矢口です。
昨日、Whisky Shop & Tasting Bar 「Inver」が当店近くに新規開店されましたので伺って参りました。
「Inver」さんは、当店お客様、シングルモルトを楽しめるバー「Loch」を営まれている中田さんが新しく始められたボトラーズウィスキー専門店。
ボトラーズウィスキーとは・・・
ウイスキーにご興味が出始めると「オフィシャル」と「ボトラーズ」といった言葉が目に入ってくる、それはウイスキーの生産形態の基本的オフィシャルボトルとボトラーズウイスキーの2種類のこと。オフィシャルは蒸留所が製造から瓶詰のすべてをおこなうウイスキーのこと、オフィシャルボトルと呼び、ボトラーズは「インディペンデント・ボトラーズ(独立瓶詰業者)」が正式名称でボトラーズが蒸留所やウイスキーブローカーから原酒を買い取り、独自に瓶詰されるウイスキーのこと。供給量はオフィシャルの方が多いですが、ボトラーズウイスキーは種類が非常に多く、個性的なウイスキーを味わえるのが特徴。オフィシャルはブランドのイメージを守り商品の個性や質を一定に保つ必要があり、しかしボトラーズの商品は「蒸留所のブランドイメージ」を厳格に守る必要がなく、オフィシャルでは味わえない様々な個性を持つウイスキーを販売することが可能。ウイスキーの個性は蒸留所の違い以外に、樽の種類や熟成期間によっても大きく依存します。オフィシャルボトルで販売できない個性豊かなウイスキーをボトラーズでは楽しむことができるのです。
中田さん、夜のバーに行かれるリズムのない方も、昼間の明るく時間、一回に位置する入りやすく気軽に足を運べるお店を設、スコットランド中心のボトラーズウィスキーを知って楽しんでいただけるお店を作りたいとの想いから開店。
高い天井とコンクリートと木が調和するミニマルな店内では、スコットランドボトラーズウィスキーのティスティングが楽しめ、購入が出来る趣向(ティスティングは、ボトラーズに限らず様々な銘柄を揃えられている)。
私、遠距離車通勤車の為松本市内のお店様でお酒を揉むことが少なく、お恥ずかしながらウィスキーは常飲しながらもボトラーズウィスキー未経験。
中田さんに、普段好んで飲んでいる銘柄や好き傾向、飲み方などヒヤリングしていただき、一本ボトラーズ初体験させていただきました。
それが「シグナトリー ブレアソール 2011 11年」。
早速帰宅後いただく、いやこれは美味しい、飲みやすさの中に樽木種の甘さが感じられ、しっかりとしたコク・深み、満足度高い!
オフィシャルウィスキーの一般的なシングルモルトは何十樽、何百樽から詰められるのですが、こちらは樽の個性しっかり感じられる4つの樽(カスク)厳選で詰められたもの、低温濾過機不使用でボトリングされたアンチルフィルタード・コレクションシリーズ。
シグナトリー社は、イギリスハイランドエリアにあるボトラー。ジンバラのサイミントン兄弟が1998年に設立。現在はインディペンデントボトラーとして第2位の地位にあり、入手できる限りの蒸留所のシングルモルトを瓶詰めしています。また、膨大なモルトストックが有名で、2002年にスコットランドでは一番小さい蒸留所として知られる「エドラタワー蒸留所」のオーナーになります。2007年11月以来、全てエドラタワー蒸留所で行われている。
オーナー中田さんは物腰優しく入店&お話しやすさは私自信を持ってお伝えしたい。
さらには「好きこそ物の上手なれ」を体現されているオーナー中田さんのプロフェッサー的知識をお聞きしながら、試し、購入する、大人良体験ができるウィスキーのアミューズメントパークではないかと。
スコットランドボトラーズウィスキーをティスティングでき、購入できるお店「Inver」さん。
ウィスキー入門の方から、大好きな方まで懐深く迎えてくださるお店様です、ご興味抱かれましたら是非ご体験ください!
Whisky Shop & Tasting Bar 「Inver」
ボトラーズウィスキー専門店
長野県松本市中央1-11-11センターイン伊勢町1A2
Shop 12:00〜17:00
Tasting Bar 12:00〜17:00(Lo16:30)
※不定休の為、訪問の際は公式インスタグラム要チェック。