矢口です。
写真は2016年1月に完成した渋谷キユーピー本社ビル。
目を引くガラス張りの綺麗なビルに佇むキューピーマスコットは同社のビルだと直ぐに認識させてくれるけれど、”Kewpie”のローマ字社名は私には直ぐにキユーピーだと認識させてくれない。
キユーピー株式会社(読みはキューピー、英: Kewpie Corporation)は、1919年(大正8年)に設立されたマヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカーで、株式会社中島董商店、アヲハタ株式会社と共に「キユーピー・アヲハタグループ」を形成している。母体は現在の中島董商店で、創立者の中島董一郎が若い頃のアメリカ留学時代にマヨネーズと出会い、1919年(大正8年)、東京都中野区小滝町に食品工業(株)を設立。1925年(大正14年)3月に国産初のマヨネーズ(キユーピーマヨネーズ)の製造を開始、1957年(昭和32年)に社名を「キユーピー株式会社」に変更。現在も中島董商店がキユーピー・アヲハタグループの中核となっている。
有名なマヨネーズのほかにも様々な食品、調味料、業務用製品も手がけている。
食品流通トップのキユーソー流通システムはキユーピーから独立した会社。ディスペンパックジャパンは三菱商事との合弁会社である。(Wikipedia)
東京を歩いていると小さいころから馴染みのある会社の本社を見つけることがある。
「あっ、こんなところにこの会社があるのか!」と思いながら、「立派な本社だなぁ~」と思う事もあれば、「意外とこじんまりしている」と思う事もあります。
キユーピーの本社はその前者で、きっと今年の100周年に合わせ本社ビルも含め色々な面から会社の仕組み刷新をしているのでしょう。
さて、タイトルの「大人の楽しむ街」は、昨日ご来店くださった都内から松本に観光に起こしになられた品のある大人の女性御三人さまとの会話の中にあった「松本は大人が楽しむ街ですね!」との言葉から。
民藝、クラフト、手仕事、文化、芸術、音楽、お城、歴史、温泉、食事、野菜、自然、山々・・・
「大人の楽しむ街」
松本の魅力あるコンテンツをざっと列記するだけで「確かに納得のご感想」だと思った。
この数年、松本の人々の良き発信や結びつきの賜物で、確実に10年前よりも街中を歩かれる来訪者が国内外&県内外を問わず増え、定着している実感がある。
当店にも松本旅行にお越しになられた国内外&県内外の方がご来店くださり、ふらりとお立ち寄りいただいた初めてのご来店にもかかわらずお買い物をいただく場面が本当に多い。
ありがたい思いです。
「大人の楽しむ街」
「大人の楽しむ街」と言っても、東京などの大都市(大都会のギラギラさゴージャスさ、規模の大きさ、知名度の高さ)のそれとは違い、京都や金沢、益子や尾道などきっと歴史文化や手仕事、ギャラリー・飲食・物販様々な個店の魅力を巡る(落ち着いた風情の)街散歩と言った目的意識があると思います。
松本はこのような好奇心や知識を持たれた落ち着きのある大人の方々が散策する街であること。
「この辺の感覚を持つ事はこの街でお店を営む事に少なからずプラスになる」と、同じくそれらに興味のある私は思っています。
ミナの馬喰町新店なんてとても素敵ですし、全国にはお手本になるお店が本当に沢山ある。
そんな素敵なお店を拝見すればするほど私も目指したい楽しみで一杯。
まだたった15年のお店営業ですが、その15年はあたらしい物事が現れ、それまであったものが古びるのには十分な時間。
当店もややもすれば同じ事、古きバージョンの存在でしかなく、常々バージョンの更新は意識しなくてはならない、だから私は私が今素敵だと思う物事に対してアグレシッブに変化して行きたい。
キユーピーみたいに100年の歴史などとは言いませんが、これから15年、私が65歳になる創業30周年が叶うくらいの強き意志を持って。
追伸
FM東京の朝の番組クロノス、今朝終了の報告。
中西哲生さんと高橋まりえさんの絡みがとてもバランスよく、高橋さんが降板した後も好意的に聞いていた朝、出勤時の番組。
過去、中西哲生さんと高橋まりえさん、命コンビの解消から番組終了まで何年過ぎたのか?1年、2年??
長く続いた自分たちにもオーディエンスにも良きバランスが失われた後の維持継続ほど難しいものはない。