矢口です。
1931年フィンランド生まれ、フィンランドを代表するガラスアーティスト「Oiva Toikka|オイバ・トイッカ」。
フィンランドのガラスファクトリー「NUUTAJARVI|ヌータヤルビ」にて多くの実用品やアート作品をデザインし世界中の人々に愛されています。
「iittala|イッタラ」より発売されたバードシリーズは1972年より製作をし毎年のように新しいバードを創り出し、世界中に彼の熱烈なコレクターが多くいます。
彼の手掛けた芸術作品は国内外において数多くの賞を受賞。
2001年、そのアーティストとしてのライフワークの功績にスウェーデン国王からプリンス・エウゲンメダルを授与されています。
そんなフィンランドのミットセンチュリー時代を飾ったガラスデザイナーが去る4月22日旅立った、享年89歳。
”フィンランドの良心”と称えられるカイ・フランクとも進行が扱ったオイバ、北欧ミッドセンチュリーデザイナーの巨匠がまた一人伝説となりました。
写真は当店にあるオイバのバード、ご冥福をお祈りすると共に彼の残したデザインたちを私の日常の中に置いて愛で続けます。
さて、タイトルの「旅する音楽 presents オオヤユウスケ ×小池龍平@ 栞日 (松本)」は、来月6/14に市内「栞日|しおりび」さんで開催されるライブイベントの事。
なんと谷川義行さんが運営する「旅する音楽」が松本で初のイベントを企画し、しかもとても魅力的なお二人のツーマンライブだと言うのだからこれは一つの文化の交わりの始まりだと思う。
「旅する音楽」は、大分県由布院で「ジャズとようかん」と言うユニークな名前のお店を運営するのは谷川義行さんがオーガナイズされるイベント。「日常のスピード感のある暮らしのなかでは、間とか隙間をこわがるというか、ちょっと時間があると携帯に目を落としていますが、旅というのはむしろ携帯はかばんのなかにしまって、足下にあるようなものだったり、自分の頭上に広がっている世界や風景、自分を囲んでいるものを感じるというのが楽しみ方だと思います。隙間をこわがらなくていいよ、というか、素敵なものは自分のまわりにすでにころがっているよ、というようなことを教えてくれるアーティストを当初は湯布院に集めていました。大橋トリオさん、haruka nakamura、畠山美由紀さん、コトリンゴとか、隙間にあふれた豊かな余白というか、そういう時間を楽しむ体験を提供できたらいいなと思って企画をしてきました。」そんなふとした思いつきから僕らは多くの人にとって不便な湯布院で沢山のコンサートを重ね、やがて台北、長岡、篠山、金沢と、音楽をいいわけに、いろんな街へお客さんを連れ出すようになりました。時に不便は人を近づけます。 見知らぬ人と話してみたり、普段しないはずの行動があとあと振り返ると、一生涯の出会いになったりするかもしれませんよ。旅先にいったいなにがあるというのでしょうね。ようこそ旅する音楽へ。
由布院から始まり、全国を繋いで音楽を楽しみ繋がる場を創造している「旅する音楽」が始めて松本へやってくる。
松本の皆さまと新しい楽しき繋がりを求めて。
私が思うに、きっと「旅する音楽」谷川さんは「栞日」菊池さんの作る空間を気に入ってくださり、今後全国に拠点を持つ「旅する音楽」の一つの繋がりの地として松本も加わる事になるだろう。
そしたらば、ただでさえ”文化”が身近にある楽しい街松本が、もっともっと素敵楽しい街となろう。
その第一回目が今回6/14にある。
その初回、是非その新たに加わるであろう松本の文化のスタート時間、「旅する音楽」が作り出す世界観を体感したいと私は思う。
しかも演者がオオヤユウスケさんと、小池龍平さんと言うまたこれが凄く素敵なお二人だ!!
絶対に観に、聴きに行きたい!!
チケットは限定50枚、早い者勝ち!!
早め早めに確保しなければ!!
「旅する音楽 presents オオヤユウスケ × 小池龍平」
「Polaris|ポラリス」のフロントマン・オオヤユウスケと、「bonobos|ボノボ」 / 「LITTLE TEMPO|リトルテンポ」でも活躍する小池龍平。
「STEREO」(オオヤユウスケ)、「Butterfly」(小池龍平)、共にソロアルバムをリリースしたお二人が初のツーマンツアーを開催
2019.6.14(fri)
栞日 (松本) 長野県松本市深志3-7-8
限定50名
open 18:30 / start 19:00
前売 3,800yen 当日 4,300yen *1drink order
info 栞日 0263-50-5967
チケットは下記プレイガイドからご購入いただけます。
https://t.livepocket.jp/e/999ab
オオヤユウスケ(Polaris)
作詞作曲 / ボーカル / ギター / 電子楽器 / サウンドプロデュース
幼少期からクラシック音楽を学び、チェロ、ピアノ、ギター、電子楽器などを習得。中学時代より作曲を開始。大学卒業後、’97年バンドLaB LIFeでデビュー。2000年柏原譲とPolarisを結成。デビュー以来5枚のフルアルバムをリリース。数多くの野外フェス等に出演し、多くの人々を魅了し続けている。’05年ハナレグミ永積崇、クラムボン原田郁子とohana(オハナ)を結成。’06年アルバム『オハナ百景』をリリース。’07年以降はソロ活動も始め、’10年にソロプロジェクト”SPENCER”をスタート。’11年アルバム『SPENCER』リリース。ソロでは、数多くのアーティストとの共演、ヨーロッパやアジアなど海外公演も多数行う。’18年6月にPolaris、3年4ヶ月ぶりとなるフルアルバム『天体』をリリースし、’19年1月16日には自身初となるカヴァーアルバム『STEREO』をリリース。
http://www.polaris-web.com
小池龍平
リズムギタリスト&シンガーソングライター。
bonobos、LITTLE TEMPOのメンバーとして活躍する傍らで、畠山美由紀やアン・サリー等国内屈指のシンガーたちのサポートも務める。スウィートボイスと共に、ブラジルからレゲエまで自由にリズムを行き来するソリッドなリズムギターは高く評価されている。2018年、初のソロ名義アルバム”Butterfly” を発表。
http://ryuheikoike.com/