矢口です。
先日の休日は雨。
雨の降る前に家の外周りの掃除を終わらせ、その後家の中の掃除を終わらせ、午前中久しぶりにどこにも出掛けず家で過ごす。
お供はYouTube。
「King Gnu」のライブ動画がいつの間にか沢山上がってる!!
The holeも、Vinylも良いし、Flash!!!のこのアレンジもカッコイイ、彼らライブもハイクオリティだなんて思いながら魅入る。
Anlyさんの2017年パフォーマンス、すげえ!
ハナレグミ永積先生の「光と影」って、ずっとYouTubeになかったのに今奇跡的にある!!
秦さんとの「さよならCOLOR」も最高!
なんて考えながらお勧めに出て来る動画を見聞きし楽しんでいたら、最後に向井秀徳氏による YUI「CHE.R.RY」を聴いて大爆笑、これはひどい&良い!!
時折りこんな時間の使い方も発見がありますね!!
そして、フェスに行きたくなりました♪
さて、私の住む池田町には陶芸家の窯が10件以上あり、小さな町でありながらさながら益子や多治見など陶芸の有名産地になれるかも知れないポテンシャルを持つ(かもしれない)。
その池田町で窯をもち作陶活動をされている一つがタイトルのアツムイ窯さん。
鎌倉の窯元さんから修行を始め、萩焼、備前焼、沖縄と経験され、備前にアトリエを構えた森岡光男さん、備前では彫刻家のイサム・ノグチと交流があり、その後欧米を長く旅し、帰国後長野県池田町に移住され開かれた窯がアツムイ窯さんで、今息子さんの森岡宗彦さんと共に活動されている窯元さんです。
そのアツムイ窯の森岡宗彦さんが今日明日まで松本市のギャラリー風雅さんで個展を開催されており先日お伺いして参りました。
今週末、松本にお越しの際、お時間がございましたら下述のギャラリー風雅さんで森岡宗彦さんの個展に足を運んでみて下さい。
ギャラリー風雅
所在地: 〒390-0848 長野県松本市両島1−3
電話: 0263-25-8544
そこで私が頂いた茶碗。
松本の土を中心に無釉薬で穴釜(登り窯の一種)にて焼締め技法で焼かれた器。
以下、薀蓄。
焼締めは備前焼・伊賀焼・信楽焼・丹波焼・常滑焼が主。
日本の炻器は古墳時代の須恵器を源に発展した焼締め技術である。一般に陶器はその素地(きじ)に吸水性があり、日常生活では用途が限定されるために釉薬をかけることが多い。焼締めは粘土以外に素地に含まれる長石が高温で焼かれることで液状化し、素地に食い込むことで釉薬としての役割を果たし水止めとなる。また、還元焼成させると酸化焼成させるよりもよく焼き締まる[1]。焼締めも広義では陶器の一つであるが、硬質で吸水性が少ないため施釉はしないのが特徴で、古くから急須、茶碗、壷、甕、瓶、土管等に用いられてきた。釉薬を使用しないことから、素地は土そのものの特長を生かした素朴で味わい深い出来上がりとなる。乾燥させた素地に釉薬をかけずに高温(1100℃~1300℃)で焼成する。窯は本来、登り窯や穴窯を使用し、薪や藁を燃料とする。焼成窯の大きさにより焼成時間は違いがあるが大きな窯では2週間にも及ぶことがある。窯の中で器物の一部に降灰したものが長時間の高温により溶けてガラス質に変化し釉薬代わりとなる。これを自然釉(灰釉)といい、焼締めの大きな特徴の一つである。 素地は多孔質であり、備前などの水瓶などのように水が腐敗しにくいと言われたり、ビアカップにビールを注ぐと細かい泡が発生して口当たりがよくなると言われている。また食器としては、土の組成にもよるが一般的には荒く使いにくい器がある。使用前には、充分に水に浸して置くと雰囲気が変わり焼締めの持つ美しさがより奥深いものになる。施釉した釉薬とは異なり、自然釉は器物が置かれた窯の中の位置、火の流れ、その時の天候、燃料となる薪の種類などによって付着の仕方が大きく異なり、同じ窯で焼いた物でも個々の作品は多種多様な姿となる。色彩は窯の種類や大きさ、焼成方法の条件によって変わり、深い緑色や瑠璃色、真っ黒など様々である。 比較的厚く降灰した箇所には自然釉に貫入が入り、作品の表情を多様に変化させる。
焼締めは釉薬によって色付けや模様を付けることができない為、作者は材料である土の産地を変えたり、複数の種類の土を混ぜたりすることで作品の色合いを変えるように工夫している。しかしながら前述のように自然釉の付着は偶然発生するものであるから、作者と言えどその結果は予測できないことが多い。wikipediaより
素朴だけれども素敵な表情、良いですね!!
また、使い込むほどに味わい深く表情が変化するとの事、それも楽しみ。
森岡宗彦さんと今後打ち合わせさせていただき、アナザーラウンジの目線でセレクトしたアツムイ窯・森岡宗彦氏の器を少しづつ当店からご紹介してゆきたいと考えております。
森岡宗彦氏が作る焼き締め作品がどんな器なのか??私の購入した茶碗をお店で展示しておりますのでご来店の際にご覧いただけましたら幸いです。