バターケース
2019.12.09 09:58 writer yaguchi矢口です。
朝、一日が始まる。
薄く立ち込めた霧が消え始め、太陽に照らされ始めた四方の山々が姿を現した。
とても幻想的な景色。
月曜日、今週が始まる。
松本の街に着くと雲ひとつないくっきりの青空。
人も少しづつ歩き出し、街が動き出す。
週末、当店は多くのお客様のご来店頂き賑やかにしていただいたこともあって今日は気分も晴れ晴れの一日のスタートとなりました。
皆さま、今週も元気に頑張りましょう!!
バターケース。
朝と言えばトーストにバター、私がトースト朝食が好きなものですから我が家は週の半分くらいトースト朝食。
写真は松本市在住の木工作家 三谷 龍二さんの作、桜の木のバターケース。
バターを好んで使う妻へ、先日の誕生日のタイミング、三谷さんのお店10cmに伺い奇跡的に在庫があったバターケースをいただきプレゼント。
少々お値段がしますので躊躇の思いもありつつも、妻さま喜ぶかなぁ~と妄想しながら、”彼女(我が家)のバターケース”として生涯愛用してもらいたい気持ちから選び、渡す。
結果、妻、とても喜んでくれて良かった。
丸みのあるフォルム、見事に合致する蓋と本体、添えられたバターナイフ、市販のバターにぴったりの大きさ・・・
内側は刻々バターのオイルが染み込んで味わいが増し、外側は使い手の”手”とあたりの”光”で味わいが増す。
手仕事による丸みと木の温もりがとっても素敵です。
このバターケース、きっとこれから我が家の朝食トースト時間、料理と一緒に食卓に並び、夫婦と子供みんなで長きに渡り使う。
そして、きっと夫婦には愛着を、子供達には思い出を刻み込む。
そんなストーリーが生まれるアイテム、尊い存在。
当店も、ご自身に、大切な方に、末永くお気に入りの逸品としてご愛用頂けるアイテムを”お客様へと繋げる仕事”を強く意識し、大切な思いとして努めて参りたい・・・そんな心内です。