矢口です。
新型コロナウィルスの影響で乗り物も街もお店もイベントも動きが止まったかのような今日この頃。
でも、新社会人になられる方や転勤の方、そして大学進学など4月からの新生活であたらな場所に移動される方の「今、荷造りしているんです!」なんてお話を今年も店頭でお聞きする季節となりました。
非常事態の折、例年と同じ3月の終わり、4月の初めとはならなそうな2020年春でございますが、新たな場所で新生活を迎えられる皆様、お引越しも新生活も頑張って下さい!
そして、松本にまたお越しになられた際は是非当店にもお顔を見せていただけましたら幸いです。
さて、今日の私は、昨日新作が入荷した竹村良訓さんの陶器作品の通信販売を頂いた皆さまへの出荷作業=荷造りを朝からこの時間まで勤しんでおりました。
そして、今回も店頭と通信販売にて一晩で入荷した数量の3/4がお客様の下へと渡って参りました。
それだけ竹村さんの作品は今全国の方から熱い視線を受けていらっしゃるのだと言う事。
ほんの一瞬しか当店にはいない作品達も多いのですが、入荷してからその作品の一番美しい場所を様々な角度から眺め、探しながら丁寧に写真を撮り、轆轤で仕上げられたフォルムや見事なまでに薄く仕上げられた素材感、そして一点一点違った個性を与えられた釉薬の色合いに感激しておりますので、「是非欲しい!」「是非使いたい!」と思われお探しくださっている皆様のお気持ちを私は本当に良く分かります。
実は竹村さんの作品をお取り扱いさせていただいた当初は、私も気に入った作品を自宅用に購入し使わせていただいておりますが、最近ではお客様優先と考え購入できていない事実、今回も幾つも私の琴線を刺激する素敵な作品がございましたが、それをグッとこらえお客様の手に渡って行かれた次第、「あっ、こちらのお客様、この作品をチョイスなさいましたか!(完全に私の好みにおいて)流石の審美眼!!」なんて具合に。
竹村さんの作風、作品、本当に唯一無二の宝石みたいな器たちなのです。
そんな事を思いながら荷造りが終わった安堵感からコーヒーを飲み今、今日のブログを書くのでした。
ちなみに、今日のブログ写真のオブジェは竹村さんの作品ではございません^^