矢口です。
昨日、来週、再来週のお盆前までの東京で開催される展示会訪問予定に対し、お伺いする事を控えますとの旨を各メーカー様にご連絡させていただきました。
今、2021年春夏展が都内で開催されている。
コロナ禍の状況で例年よりも遅らせてお盆明けから開催するメーカーさんも今回ばかりはイレギュラーで多いのですが、来週・再来週も当店にとってとても重要なブランドさまの展示会の予定を私は入れておりました。
展示会にお伺いして半年に一度しかお会いする機会の中々無い、作り手とお顔を合わせて会話をしてきたい。
サンプルを観て、触って、着て、心にドスンと自信と安心が落ちてくる会心のバイイングがしたい。
展示会では色々なヒントをいただける為出来る限りはお伺いしたい、だからこそ出張に行かない選択は私にとって無念。
メーカー様もこの状況にあり、地方ショップバイヤー各位の立場を快く理解してくださり、通常時以上に分かり易い資料を作ってご手配くださる。
ZOOMやFacetime、YouTube動画を使って動きで見せてくれたり。
ありがたい。
私はそれを拝見し、夜な夜なこれまでの自らのバイイング経験をフル動員して、想像力を研ぎ澄まし発注をさせていただく日々です、この環境であっても会心の買い付けを行います。
さて、日本政府はコロナウィルス再拡大の折にあっても今だノーガードを貫く。
明日から”GO TO”が始まるし、そのキャンペーンでは東京都を除外しながらも、都民の皆さんや感染拡大地域皆さんの越県については自由のまま企業や個人の感覚任せ。
これは4月5月の自粛期間と再拡大に入った現在との政府の対応があまりに違い過ぎる。
以下は私の空想的邪推ですが、補助金に対する予算の枯渇と経済活動の自力的持続と言う背景を抱えながら、”日本人は今回のコロナウィルスに強く、老齢者と持病のある方以外は重篤化しにくい”と言う専門家の分析を採用、今まさにそれに基づいて日本国に於いてある意味”実験”をギリギリのところまで粘りながらしているのではないかとも疑ってしまう、それだけ日本国首相からの具体的な指針が再拡大のタイミング以降伝わってこない、何らかの意図があるのではないかと?
もしかするとそうなのかもしれない・・・いやいや日本をはじめ世界では悲しく、恐ろしく、大変な人数の方がこのウィルスの犠牲になられている、そんな生優しいものではない・・・
妻子と70歳をとうに越えた母が傍にいて、さらには小売店自営業を営む身と致しましてはまだまだ不確かな仮説による実験(私表現)の対象者にはなれません、だから今は「分からない事は用心するに限る」これが私の取るべき選択。
明後日からは4連休。
GO TOを心配して長野県内の方が松本の街に来られない、県外の方も結局控えられて松本の街に来られない、結果として人の流れが自粛下のGWのそれと同じ位まで下がってしまった・・・こんな状況が商店店主としては一番難しいケース。
さて週末、どんな4連休となるのでしょうか!?