矢口です。
日曜の朝、激しい雨。
松本は9時の今、大分小降りになってきました、天気はこの後曇り予報。
梅雨(つゆ、ばいう)
しとしとと長く降り続く雨。梅雨とはもともと中国から日本に伝わった言葉で中国では今も「ばいう」と読んでいる。日本に来てから「つゆ」と読まれるようになった。ちなみに梅雨の語源は、中国ではまさに梅が熟す頃に降る雨だったという説と、長雨によるジメジメで黴(カビ)が良く発生するため黴雨(ばいう)と呼ばれていたが、見た目というか字自体あまり良いイメージで無いため梅雨になったという2つの説があるようです。
大地が潤い、植物が潤うなぁ~と考えると梅雨時期の雨は正義で、しとしと降ると言うこの印象であれば尚更”必要な時期”であると認識するのですが、今日の予報にある”記録的な雨量になる”程の雨は勘弁願いたい。
日曜日、雨が長く続かれている地域に皆さま、お気をつけてお過ごしくださいませ。
さて、タイトルの古いライト。
松本には"本とライト"をテーマにヴィンテージライトを無店舗で販売する堀内君の@book.and.lightさんがある。
写真の古いライトはこちらで見つけた掘り出し物。
「lampe gras」
「1920年代に発明家のベルナール・アルヴァン・グラがランプ・グラ、氏がこのランプを発明するまでは工房、アトリエなどで使える機能的なランプはありませんでした。」とは大阪のヴィンテージ家具ショップにして日本の「lampe gras」第一人者であるsoup / clozzetさんのブログから。
先に「ジャンヌレ、ペリアン、ランプグラの展示会」と言うとても魅力的な展示会を開催されたくらい、フランスミッドセンチュリー期の家具全般に精通されたお店さん、いつも私が羨望のまなざしながら指をくわえて拝見しているお店さんです。
話を「lampe gras」に戻すと、世界的に高まるフランスミッドセンチュリー期の家具人気と「ルコルビュジェがこよなく愛したランプグラ」と言うストーリーからこのランプの人気もグイグイと高まり、ヴィンテージショップさんでレストアされた程度の良いこのランプは私には宝くじが当たらないと絶対に手の届かない存在。
でも、こちらは堀内くんがパーツが欠損していたジャンクに近い固体を上手に仕入れ、配線や細かな付属なども含め丁寧にレストアした上で、元の姿であるクランプベースの部品欠損に木の塊を手当てしスタンドに変えたもので、それがもう絶対に巡りあう事は出来ないであろう奇跡的にお優しい価格設定で私のご紹介くださったので勇みお店にお迎えた次第です。
未完全な形ではあっても趣ある佇まい。
素敵な存在で興味は非常にあっても、市場価格を見るにつけ手を伸ばす感覚にはなれなった「lampe gras」が当店にお越しになられた奇跡、@book.and.lightさん、とても良きお買い物が出来ました、大切に使います、ありがとうございました。
ちなみに、現在は日本と北欧とフランスの古い家具が入り混じる当店店内ですが、お店作り初期の内装コンセプトは"ミッドセンチュリー期フランスのバレエ教室"。
その時代のライトを迎え、十数年前に今の店舗の内装の絵を描いたあの頃の私の気持ちを懐かしく思い返しました。
※竹村さんSNSより転載させていただきました。
追記
今週は陶芸家竹村良訓さんの千葉のアトリエにお伺いして買い付けをしてくる予定です。
そして、たぶん週末には買い付けした作品たちが当店に入荷する事と思います、次の入荷を楽しみにされていらっしゃた皆さま、どうぞお楽しみにお待ちくださいませ。
写真は昨日竹村さんのSNSに掲載されたもの。
真中後方のシャツを着られた男性がいつもお世話になっている陶芸家竹村さんですが、手前の列に拝見した事のある女性がいらっしゃる!!
「あっ、桐谷美玲さん!!」(桐谷さんのSNSにも同じ写真が掲載されていましたのでお顔出し、その他の方はお顔を修正させていただきました。)
今週の訪問ではミーハー心でこの辺も竹村さんにお尋ねしてみたいところです^^