全中の中止
2020.04.25 09:47 writer yaguchi矢口です。
分かってはいたけれど、その正式アナウンスを受けて残念な気持ちがまた湧きあがる。
全国中学校体育大会の中止。
この記事には”サッカーや陸上など16種目の中止”と書かれていて、息子のバスケットはネットを検索してもまだ具体的な中止の文言は見つからない、けれどまず中止だろう。
部活動は中学校教育のサブ的存在、勉強優先、先生方の負担軽減と言う解釈が最近の主たる考え方であると私は理解しておりますが(息子部活の先生は本当に熱心に子供と接してくださる、感謝)、ずっとその競技を頑張ってきた子供本人の立場で考えると、一番に情熱を注いできたものである事は間違いなく、”十人十色、それぞれの子の個性を育てる”と言う考え方の中では部活を頑張る事もその一選択支。
これまで応援してきた親御さんの残念さもいかばかりかと察っしてあまりありますが、子供たちには中学部活の最終目標が消えてしまった喪失感は、あまり表面に感情は現れていなくとも、じわじわと心に寂しさとして刻まれるはず。
ただし、現在の状況で夏に向けた日々の練習(息子チーム今は全くやっていない)や5月・6月からの地区予選の事を考えると中止ジャッジは苦肉の上の英断であると素直に理解出来ます。
そして、高校総体も同じ方向に舵を切りそう。
写真は6月に始まるはずだった中学最後の大会に向けて息子に作ったナイキカイリー6オリジナルカラー。
2月上旬に注文し3月には手元に届いていて、3年生になる春休みの練習から履いてもらおうと父親としても楽しみにしていたバッシュでしたが、いまだ息子には渡していない、お店に置いてある。
1年仕舞っておいて高校部活のスタートに履いてもらうように致します、その頃には新型カイリー7が巷には出回っている事と思いますが。
今朝、息子とバスケ朝レンをしながら、”全国大会が中止になったので地区予選もきっとないだろう”、”今日から君は受験生だ”と継げた。
でも、”高校に入ってからもバスケを楽しめるように、これからずっと俺と朝練するよ”、”もしかしたら、先生たちが皆がかわいそうだから地区大会だけはやってくれるかもしれない・・・もしかしたら”と。
息子はもうこうなる事は頭で分かっていたので、比較的あっけらかん、淡々とした表情で私の言葉を聞き理解していたけれど、きっと場面場面で寂しい気持ちも湧いてくることだろう。
親の私としてはそんな浮き沈みの感情を分かってやりながら勉強もバスケットも前向きな目標に誘いたい。
「コロナのバカヤロウ!!」
子供達の大切な経験時間を返してくれ!!
私は文科省が重い腰を挙げ9月新学期開始に舵を切ってくれないかなぁ~と妄想している。
そうすれば、もしかしたら現中高3年生の本来新人戦の時期に本大会も出来たり、夏の受験であればインフルエンザや大雪交通障害の心配もなくなりますし。
今のままでは、5月も場所によっては休校の必要性があり、生徒の勉強進行状況格差も生まれ、また来年の受験も従来通りに志望校の教室に集まり試験をする事が出来るかどうかも分かりませんし。
それでもこのまま順当に進めてもらいたい親子さんも沢山おられるでしょうし、また学校現場の事情を全く理解しておりませんので、あくまで私勝手な都合の良い妄想ですが。