松本十帖
2020.04.09 11:30 writer yaguchi矢口です。
また、メインイベントであるクラフトフェアまつもと2020は、10月17日(土)18日(日)に延期。
致し方ないとは言えこの街の初夏の楽しみが開催できない事への気持ちの寂しさや経済的損失は計り知れない。
でも、そんな寂しい話ばかりにあって楽しみな話もある、松本にまた楽しいスポットが出来る話。
それが松本十帖。
松本十帖は、松本市の浅間温泉、ホテルやレストラン、書店、雑貨店などが入った複合施設。
出版や旅館運営などを手掛け、平成30年から老舗旅館・静保庵ホテル小柳を運営している「自遊人」が、同ホテルを大規模改修、合わせて敷地外の施設の改修も進めており、一帯を「松本十帖」として周遊性を高めることで、温泉街全体の活性化を図る。
小柳の施設内には二つのホテルと書店、信州産の食材を使った料理を提供するレストラン、雑貨店、ベーカリー、蔵を改修したシードル工場などを設け、ホテルは書店の本を楽しめる「ブックホテル松本本箱」と、バリアフリーの「ファミリーホテル自遊人で、どちらのホテルも広々とした全個室に源泉を引いた露天風呂が付いている。
宿泊される方ばかりでなく、どなたでもふらりと楽しめる施設となる。
私として嬉しいのが、設計を手掛けたのがSuppose design officeさんと、スキーマ建築計画さんの今最前線でクリエイティブな建築を作られる話題のデザイン会社さんがそれぞれのパートで表現されている事。
松本でこの2事務所の建築作品を楽しめるなんて、なんと贅沢な!!
内外装、空間を楽しむだけでも行く価値がある。
街散策が楽しい街松本にまた一つ全国に発信できる話題のスポットが誕生します。
※4月末に開業を予定でしたが、7月23日プレオープン、10月1日グランドオープンと先の楽しみになっております。
「自遊人」さんのクリエイティブ、素晴らしいですね。