矢口です。
長野県は5/14から約半月間、新型コロナウィルスに感染した方は出ていない。
また、5月が始まってからは9名の感染ルートが明確な感染者のみで、その後の広がりを押さえられている状況。
だから、多くの方は今長野県民の方がウィルスを持っている可能性はほぼないという認識でいることと、街中に保菌者がいるという事の心配はあまりしていないと思う、私もこの感覚。
だから、長野県の方や、さらには長野県と同様に1ヵ月近くほとんど感染者を出されていない隣県からの来県の方のご来店には安心感はあります。
でも、大変恐れながら(人口に対する感染者の割合は相当に低いとは分かっていながらも)、東京圏や北海道、福岡のようにまだ毎日数十人の新規感染者が出られている地域からのご来県の皆さまには今しばらくの自粛をお願いしたいというのが私の本音。
ご帰省の際に毎回お立ち寄りくださるお客様やいつも遠路をお越しくださるお客様には甚だ恐れながらの本音吐露でありますし、県内外の行き来が自由でなければなり行かないお仕事もありますので、お店を営んでいる私がこの様に書きますと手前勝手な部分で角が立ちますが、現時点では第2波への心配は私として全く払拭できておりませんのでこの本音吐露はお許しいただきたい思い。
しかし、昨日発表された長野県からの上記ロードマップでは”慎重に”と言うやんわりとした表現はあっても、実質6/1からは日本中どこへでも、どこからでも行き来は自由となる。
他県を跨ぐお仕事の必要性も当然ありますし、さらには他県からのお客様による売上げが大半を占められる観光業の事を考えるとやはり致し方がない事なのだろう。
「観光立県」。
県も本当のところは、梅雨明けくらいまでは県内だけで人の流れを回した方が(本格的な夏シーズン開幕まで更に封じ込める)、第2波への備えの為にも、教育現場を考えても安心出来るとは考えているのだろうは推測致します。
でも、沢山の観光地を抱え、来県者のご利用が生業に直結している企業・個人が絶対的に多い長野県としては感染の全体像が落ち着いているこの状況下、想定していた決定だったと思います。
と言う事で、もう日本国内の移動に関しては行政からの規制はなく、個人の自主的な判断しかないという事実。
私本音としては、6月中は県を跨ぐ移動の自粛を続けていただきたいのですが、リアルはもうそうは行かない、私もそれを肝に銘じて、改めての感染予防対策の徹底を意識し直す。
店内、換気と触れる箇所の消毒、ソーシャルディスタンス、そして私個人の手洗い・うがい・マスク着用を引き続き励行。
そして私は、6月中はまだ東京出張を控え、7月からはその時の状況を勘案しどうするかを考えたいと思います。
ご来店くださいますお客様に於かれましては、甚だ恐れ入りますが引き続きマスクご着用のご協力を頂戴しご来店いただけましたら幸いです。
何卒、宜しくお願い申し上げます。